ドジャース戦法と経営学 | 東京バンバータ クマモトカントクのblog  「色気より球気」

ドジャース戦法と経営学


 今日は少し真面目な話。



 普段、会社を経営する立場として、野球は非常に経営に似ていると思っている。


もちろんテクニカルな話でなく、「勝負勘」「戦術」「マネジメント」「意思決定」「プロセス」・・・様々な経営と共通したーワードがすぐに頭に浮かぶ。


しかし、決定的なのは、ルールブックに明記されている「勝つことを目的」としたスポーツであること。これはスポーツでは非常に珍しい。(アメリカらしいともいえる)


 サッカーやラグビーと違って、1球1球プレーが止まる野球は特に人間の「心理」や「読み」と「意志」が大きく左右する。しかも不確定要素が多く、不確実。様々な条件下でも平等に攻撃と守備機会が与えられた上で結果を問う。

 「利益」という得点を挙げるために個々の役割を持ち、「コスト」という名の失点はを最小限に抑える・・・・アウトに「生産性」と「非生産性」があることも経営そのものだ。



 野球では「名監督=名経営者」が成り立つと思っている。



 この発想の原点にあるのが、大昔に書かれた「ドジャース戦法」という一冊の本。



 

カントクの野球人生というか、人生の分岐点は確実に高校の恩師との出会いだったが、その教えのベースだったのがこの本であり、私が入学して最初に読まされた本だった。


 県下ナンバー1進学校を練習時間90分で強豪校する為に、生徒の資質(体力では劣るが頭脳で勝る)に最もあった指導法あったと今でも思う。



 ドジャース戦法(アル・カンパニス )は、昭和32年に翻訳され、ベースボールマガジン社から発刊。巨人のV9に多大な影響を与えたと言われ、現在の「スモール・ベースボール」「シンキング・ベースボール」といわれるものの原型である。

ちなみにオークションでは高額取引される




まさに今で言う「スモールベースボール」叩き込まれた高校時代は、私にとって経営者の資質を形成する上で重要なポイントだったと思う。

ドジャース戦法からはいろんな事を学び取れる・・・また最初に読んでから18年。




いつ読んでも違った見え方ができ、またいろんなアイデアが湧いてくる。



 私が一番好きなのは「アウト」の「生産性」と「非生産性」という概念。



 27個の「取るアウト」と「取られるアウト」。



 「アウト」に「意志」と「意味」、結果としての「生産性」を持たせることで、野球に対する視点は随分変わるもんだと思う。

 草野球もそいう視点見ると随分面白い・・・。



 学生時代は単純にプレーヤーとしての「野球」、10年ぶりに野球に関わると完全に見方が変わっていること気づく今日この頃。。。。




 だから野球は奥深い!だから野球は面白い!