Belorado~Agés 27.5km
右のスネと足首が痛い!もう、無理だな。。。Villafranka Montes de Ocaから先12㎞、森の中を歩くので公共交通機関もタクシーもない。Ocaを出発して森へ向かうと、自力で歩くしかない。Ocaのベンチに座って、サンティアゴ教会を眺めながら、どうするか悩む。。。
8月10日(日)
ベロラド~アヘス 27.5km
旧市街を通りぬけ住宅街へと続く巡礼路をを進んで行きます。歩いていてわかったのは、ベロラドは、思ったより大きいということ。
昨日、ペロラドはお祭りでした。旧市街の中心には、まだ騒いでいる若者がたくさんいました。
Tosantosまで来ました。
昨日からカスティージャ・イ・レオン州を歩いています。
サンティアゴまであと、548㎞
Ocaに着く少し前から、足の痛みがひどくなって、歩けなくなり、何度も立ち止まり、また歩くを繰り返しました。
やっと着いたOca。
これ以上歩くと、Ocaの森に入ってしまいバスもタクシーもない。
どうしよう。。。
ここで決めるしかない、歩くか乗るか。
何かに乗って移動するなら、ここが最後のチャンス。
ちょうど教会のそばに、ベンチがあったので、座って休みます。
どうしようか。。。
かなり長いこと悩みました。
歩きたいから、何かに乗る決心がつかないのです。
試しに立ち上がってみると、あれ???
あまり痛くない。
信じられない。
歩けるよ!
何が起こったんだろう?
迷わず、坂を登り始めます。
石だらけの道を登って行きながら、もし途中でまた痛くなったらどうしようかという不安がよぎります。
でも、行くしかない!誰も強制しないのに、なぜか歩かなくては!と思うのです。
歩けないときは、バスや電車を使うのも、巡礼の一つの方法で、いろんな選択肢があるのに、歩かないといけないと、思い込んでいる。
自分の柔軟性の無さが、いやになる。
遠くまで見渡せるOcaの丘。ダジャレみたいですけど、オカの丘です。
巡礼路には影がないところが多い![]()
暑いのに、やたら元気なおっちゃんが、ダンスしながらジュースや貝を売ってました。
すごく、ごきげん!見ていると元気になる。
単調な森の中の道が続きます。
やっと、サン・ファン・デ・オルテガに着きました。
アルベルゲのテラスに、巡礼者がたくさん座って楽しそうにおしゃべりしている前を通り過ぎます。いいな、もう宿に着いてのんびりできて。
さらに先には、公営アルベルゲと修道院。
静かでいいところだなぁ。。。
バルで休憩します。
もう少しゆっくりしたいけど、今日はすごくゆっくり歩いたから、時間がかかっているので、先を急ぎます。
アヘスまで、あと3.7kmです。
イケおじペルロ(スペイン)が、ベンチに座っているじゃないですか!
ナヘラのアルベルゲで、パンイチで昼寝をしていた、イケおじです。
「フエンテ、あるよ!」
泉があるから、ここで水をくんで行くんだよ!と、声をかけてくれました。
イケおじ、優しいなあ。
私は実は、スペインの水がお腹に合わなくて、薬を途中で買って毎日服用しながら歩いています。この水を飲んだら、大変なことになります![]()
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ありがと~と、写真だけ撮って、明日また!と手を振って別れました。
言葉は通じないけど、気持ちは通じる。
カミーノを歩く楽しみは、こういう小さなところに、潜んでいます。
通った道の記憶はどんどんなくなっていくけど、誰かの記憶は色あせません。
さて、また暑い森の中を歩きますか!
やっと着きました、今日のアルベルゲ。
Albergue El Pajar de Agés
ホームページから予約しました
手洗い・外干し可
近くにレストランとハンバーガー屋さん有り
今日は8人部屋で、ベッドが全部埋まってます。
受付にタイガーバームが置いてあって、それを塗ってみたら、翌日なんと足の腫れが減っていました。
効くんだなぁ、知らなかった。ブルゴスに着いたら薬局に行って、タイガーバームを買うと、決めました。
明日は、できるなら歩きたくないけど、アヘスは小さい集落で、公共交通機関でブルゴスへ行く方法を調べても、でてきませんでした。
歩くしかない。
ガイドブックを読んで、分岐がないかなと確認していたら、ブルゴスの手前8㎞、バスに乗って行けるらしいことが、わかりました。
8㎞バスに乗るとすると、歩く距離は14.2㎞です。荷物持ってなんとか歩ける。
安心したので、夕ご飯を食べに行きます。
ハンバーガー屋さんが魅力的。
でも、さっきチェックインしたイタリア人のうるさい若者たち、絶対ハンバーガー食べに行くなぁ。
うるさいの嫌だから、別の所へ行きました。
アルベルゲから徒歩1分。
トルティージャを食べたのですけど、トマトが~
すごい存在感🍅
やっぱり、ハンバーガーがよかった。
後でイタリア人若者たちにきいたら、ハンバーガー食べたそうです。
しかも、おいしかったらしい。
あー、ハンバーガー![]()
足が痛い、歩けない、もうだめ。
そんなことがあった1日なのに、なぜか痛みが減って、目的地アヘスまで到着できた、奇跡のような一日でした。
このときは気付いてなかったのですが、今思うとこれが、「道を歩いているようで、道に歩かされている」と、小説「星の巡礼」の中で読んだ文章が、意味していたことなのではないかなと思うのです。
痛いけど、歩ける。
毎日、不思議でしかたありませんでした。
1歩ごと、痛いのに、なぜ私は歩けるんだろう。
それは、今でもわかりませんが、何かに歩かされていたのかなと、そんな気がします。
何かとは、道かもしれないと思うと、いちばん納得できます。
眠る前、目に見えない何かに、毎晩感謝せずにはいられませんでした。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
Buen Camino →
🍅質問などありましたら、お気軽にメッセージを送ってください。



























