Saint Jean Pied de Port~Roncesvalles 24.2㎞
外にでると、雨が降っている
天気予報、見てなかった。。。
フランス人の道最初の難関、ピレネー越えは雨か・・
が、この時はまだ私は知りません。この後雨よりも恐ろしい20㎞の登り地獄が待っているとは。
7月30日(水)
サンジャンピエドポー ~ ロンセスバージェス 24.2㎞
5時半ごろ起床。まだ誰も起きてない。寝袋を撤収して部屋の外へ。
顔を洗ったり、荷物をまとめたり、足に鹿のクリームを塗って豆予防をしたり。
これ↑でもワセリンでいいと思います。
このクリーム少々臭いww
歩いて実感:豆予防には5本指靴下が、最強!👣
慣れないので、1時間くらいかかりました。
宿の玄関が開くのは6時30分。
6時45分、さあ出発しよう!と、外へでたら雨が降っているではないですか!?
あー、天気予報チェックしてなかった。
急いでレインジャケットを着て、出発します。
Gronzeフランス人の道より↑
今日は、昔ナポレオンも通ったという、ナポレオンルートでピレネーを越えフランスからスペインへ入ります。
歩く距離は24.2kmと長く、登りの標高差1258m。下りの標高差が485m。
フランス人の道、最初の難所と言われています。
歩き終わっての感想ですが、私には、いちばんの難所でした。
まずは、道を間違えないでナポレオンルートへと進まないといけないという、ドキドキする難題が待っています。
バルカルロス経由でも、目的地には着くけど、夏このルートを行く人はほとんどいないだろうし、事務所の人も車道を歩くから危ないよと言っていたのでした。
7時少し前。まだ暗いです。
ナポレオン門を通りぬけると、すぐOrissonの看板が。ナポレオンルートは、オリソンを目指さなくていけないので、これで一安心。
Orissonで休憩予定です。
低く垂れこめる雨雲で、周りがよく見えません。
7時20分ごろ、驚くことに雨はやみ一面の雲の向こうに太陽が見え始めました。
ピレネーの天気はこんなに変化しやすいのか?
自然は気まぐれ。巡礼者を振り回す、いたずら好きな自然だなぁ。
いつの間にか明るくなると、なだらかな坂と牧草地が目の前に広がっていました。
Orissonまで5km
アスファルトの道に別れを告げ、山道へと分岐する地点まで来ると、Orissonまであと3㎞の標識が。
3㎞、もうちょっとだ!
また曇り
が、しかし~
ここからが、私の悪夢の始まりでした。
普段ならなんともない坂が、背中に背負った8㎏のバックパックの重みで、キツイ!
そして、進まない。
いつの間にかまた雨が降りだし、気分も下がり気味。
歩いても歩いても、オリソンが見えない。
景色は、雨模様でもとてもきれいでした
たった3㎞の距離を歩くのに、「3km」の標識が7時40分
オリソン到着9:10
1時間半かかった
やっと、休憩です。
今日の行程で、私にとっていちばんきつかったのが、Orissonからのアスファルトの登り坂でした。オリソンまでの比ではないくらい、延々と続くのです。
果てしないくらい、なだらかなアスファルトの登り坂が続きます。
馬、牛、羊たちに癒されながら、先を急ぎます。
そして突如現れた、ウワサのフードトラック!
事務所の人が、ここにフードトラックがあるよと、地図に印をつけてくた場所です。
アスファルトの緩い登り坂で、ヘロヘロになっていた私は、バナナを買って食べました。
このときのバナナのおいしさ、びっくりでした。
今までに食べたバナナのなかで、いちばんおいしかった!
今日は天気が悪いからもう帰ると、おじさんはお店をたたんで、あっという間に去って行きました。
それを見送る私。
途中で知り合った、陽気なドイツ人カップルのラルフとビー、そして台湾から来たカップルのセイくんとズーちゃんたちは、とっくに先の先へ行ってしまい、巡礼者は他にみあたらず、私だけ。
心細さ満載で、またアスファルトの坂を登ります。
これは、フードトラックのおじさんが描いた地図的なもの。
フードトラックから300m行くと、分岐点だよと丁寧に書いてくれています。
それが、ここ。
ここからアスファルト道を離れ、山道へ!
一瞬、道がないと思いました。
でも、よく見ると自転車が通った跡がある。
霧で先がよく見えない、他に誰もいない。
こんなとき、一人は不安になります。
が、アスファルトを歩かなくていいから、うれしい!
途中、べちゃべちゃにぬかるんだ灰色の土の上を歩いたのには、まいりました。
後ろから来た、自転車で巡礼する人が
「俺たち、クレイジーだよね!?」と言いながら、辟易した顔で走り去っていきました。
同感。私たちは、クレイジーだ!!
待ってくださいよ!
自転車のおにいさん、なぜバルカロス経由でロンセスバージェスへ行かないの?
ベッチャベチャでおまけに、石や岩のある場所も通過するナポレオンルートを行かなくても。。。本当に、お疲れさま!おにいさん!!
やっと、フランスとスペインの国境に着きました。
ローランの泉
バイバイ、フランス![]()
仔馬、来た!キミはスペインの仔馬ちゃんだね😊
ホタテ貝が、頼り!
標高1403mの地点を過ぎ、やっと、ロンセスバージェスに下る道に到着。
かなり傾斜のきつい、石と岩だらけの歩きにくい坂を下り、雲の向こうに今日のゴール、ロンセスバージェスが見えました。
今日のアルベルゲに到着。
19時の夕食も、申し込みました。
ミサに参加するなら、20時の夕食もあります。
チェックインは、事前に送られてくるリンクから、自分でデータを入力して、当日はemailアドレスに送られてきたQRコードとパスポートを、受付で提示するというようになっています。
私はQRコードが届いてなくて、受付ですったもんだし、時間がかかりました。
雨も降っているし、寒いし、洗濯乾燥はお願いしました。
洗濯、乾燥 7€とメモしています。
今日は、ボロボロ&ヘロヘロになりました。
ピレネー越え、きつかった。
歩いても歩いても、登りが続く悪夢。
Orissonからアスファルトの坂を3時間歩いたのが、いちばん辛くて、後々までずーと、この感覚が消えずに、引きずっていました。
地獄を見たあとの夕食は、とてもおいしかったです。
同じテーブルに座ったカップル、アンナとフィリップはパリ在住のバスク人とポルトガル人。すごく、すごく感じのいい二人でした。同じ席になれて、よかった。
バスクの人は、自分たちをスペイン人と言わないで、バスク人と言うんだ~と、知れてよかった。学校の授業は、バスク語だけで行われるそうです。
二人はパンプローナまで歩いて、続きはまた次の休暇でと言ってました。
写真、撮っておけばよかった。
今日は2段ベットの上。
とっちらかしてます。
巨大なアルベルゲで、ベッド数が183とGronzeでは書かれています。
ホームページから、予約ができます。
夜中、いびきが響き渡り、トイレの水の音も豪快に反響し、まだ騒音に慣れない私は、あまり眠れませんでした。
おなじコンパートメントになった、気のいいゾーイおばちゃんとは、この後2度同じ宿になります。
明日も雨、らしいです。
おやすみなさい。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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