Hamburg 2日目

 

7月26日(木)天気予報では、1日中雨。

 

1日乗車券を使って、市内をいろいろ見る予定です

 

9時以降チケット(7,50€)で、1-2Ringeゾーンを移動します。

 

今日行きたい場所は、この1-2Ringeゾーンにあります。

 

※大人2人~5人はグループチケットあり。

 

チケットの一覧↓

 

 

ホテルを出て地下鉄で市庁舎・マルクト広場まで移動したところで、雨が降り始めました。

 

雨宿りをかねて、市庁舎の中に入ります。

 

ホールは誰でも、見学できます。

 

次のドイツ語ガイドツアーは10時30分。

 

あと5分で開始。

 

絶妙なタイミングなので、参加することに。

 

急いでチケットを買いました。(7€)

 

案内は、英語とドイツ語の2種類から選べます。

 

時間は90分間。

 

 

 

 

全くハンブルクのことを知らない私でも、だいじょうぶか?

 

ちょっと不安。

 

こんな私だから、このあとハンブルクの大火(1842年)の話を聞き、衝撃を受けることに。

 

ハンブルク、苦労したんやねぇ。

 

街は私たちと同じ生きものだ、という感覚が湧いてきました。

 

大火の話は日本語のwikiに、任せます。

 

3日間も燃え続け、50㌔離れた場所からも見えたそうです。

 

火事を消すため、市庁舎を爆破する決定を下します。

 

が、市庁舎を破壊したにもかかわらず、間に合わず失敗に終わります。

 

新市庁舎は大火から50年後、落成式に至ったとのこと。

 

大火で壊された市庁舎が、塔の時計の下に描かれています。

 

フェニックスの下の、金色のメダリオンの部分。

 

ラテン語でRESURGAMと書かれていて、意味は「私は再び立ち上がる」

 

メダリオンの下は、調和の女神ハルモニアー。

 

 

何度も破壊と再生を経験したハンブルクと市庁舎。

 

現在の市庁舎は第二次世界大戦時のゴモラ作戦では、奇跡的に崩壊を免れたそうです。

 

市の守護女神ハルモニアーも安堵したに違いない。。そんな気がする。

 

 

 

 

 

 

大火で溶けた銀の宝物

 

 

市庁舎には647の部屋があり、そのうち2階の限られた部屋を案内されました。

 

Senats:元老院(市政府)の議会が行われる部屋などを中心に、ぐるっと一周。

 

 

Senats 24人

 

昔の癖で、つい人数を数えてしまいましたアセアセ

 

今のSenatsは半分の12人だそうです。

 

身に着けている服、当時の技術では、洗えなかったので、洗わなかったらしい。

 

 

 

 

 

 

 

ガイドしてくれた、イケメン髭おにいさん

 

市庁舎の中は、豪華絢爛。贅沢。すべて超一流品ばかり。

 

最後は、Matthiae-Mahlが開かれる大宴会場

 

2024年は2月20日、約400人が参加

 

 

 

 

最初のMatthiae-Mahlは1356年。

 

中世から続いている。

 

中止された期間があったにもかかわらず、再開させ現在に至っているとは・・なんとなく時代錯誤で、無駄な気がしますが。

 

豪華な市庁舎の見学は、興味深かったです。

 

天井から床まで、最高の物を使い、最高の装飾を施し、そのどれもが技術の高さを物語っていました。

 

当時の繁栄ぶりが、想像できます。

 

天井は贅沢に木材を使用、壁は皮、床には豪華な絨毯、それに輝きを加える優美なシャンデリア。

 

 

 

 

 

市庁舎ガイドツアーの後は、聖ニコライ教会跡へ。

 

市内を歩いていると、塔がどこからでも見えます。

 

美しい尖塔に魅かれて来てみれば、また衝撃が私を襲いました。

 

 

 

 

 

あるのは塔だけで、身廊も側廊も祭壇もない。

 

見ただけで、犠牲になったんだなということがわかります。

 

 

 

1842年の大火で焼け落ち、再建され、また第二次世界大戦で焼けるという、悲劇なできごとを経験してきたのです。

 

第二次世界大戦では、ゴモラ作戦の目印にされたそうです。

 

それでも塔が残ったのは、奇跡。

 

 

塔と博物館を訪問できるチケット(6€)を買い、さっそく塔へ登ってみました。

 

 

 

塔からは、ハンブルクのすばらしい景色を見ることができます。

 

地下の展示室へ行けば、戦争の恐ろしさと悲惨さを目の当たりにする体験が待っています。

 

聖ニコライ教会跡、是非行ってみてください!!

 

 

また市庁舎へ戻り、Jungfernstiegで休憩。

 

 

 

 

昨日はなかったレインボー旗が、市庁舎入口に掲げられています。

 

プライド月間はもう終わったのになぁと、不思議に思う私。

 

Senatのインスタグラムを見て納得。

 

7月27日~8月4日

 

HAMBURGEPride Week

 

独自のプライドウィーク🌈

 

ハンブルクは時代を牽引したいんだな。

 

カッコいいじゃないかグラサンハート

 

 

お昼は、昨日フィッシュアンドチップスをテイクアウトしたお店へ。

 

フィッシュスープを注文しました。

 

大小から選べます。

 

お店の奥はレストラン形式、席に案内してくれます。

 

入口付近はインビス形式。注文してその場で料金を払い、品物を受け取り、好きなところで食べる。食器は自分で返却する。

 

 

魚だけでなく、エビ、ムール貝、イカ、タコも入っているので、いい出汁がでて、なんとも言えないおいしさです。

 

レモンを絞ると、味が爽やかに!

 

味変体験もできます!!🍋

 

冷凍の魚介ではなく、新鮮な物を使っているのが食べた瞬間にわかります。

 

歩き疲れているので、パンが食べきれない。。

 

残そうかと思ったけど、ついさっき聖ニコライで戦争遺構を見たばかり。

 

残さず全部食べました。

 

目印は魚の看板

DANIEL WISCHER

 

 

 

 

 

 

午後は、Landungsbrückenへ移動し旧エルベトンネルへ行きます。

 

マルクト広場から地下鉄3番/U3に乗りLandungsbrücken下車。

 

地下鉄の入口または階段などに、路線図があるので自分が降りたい駅名さえわかれば、ホームがすぐわかるようになっていて、とても便利です。

 

旅行者に優しい街。

 

他の街だと、電車や地下鉄の行き先まで把握しなくては、どっち方向に乗ればいいのかがわかりません。逆方向に乗ってしまい、あわてて降りるという失敗をしなくていいのは、ありがたいです。

 

 

 

Landungsbrücken到着!

 

観光客でごった返しています。

 

 

 

 

 

旧エルベトンネル入り口は、丸い屋根が目印

 

クルクル回る風車みたいな物が付いた時計の塔の横。

 

 

 

旧エルベトンネル入口

Alter Elptunnel

 

人と自転車は24時間通行無料。

 

トンネルを利用するには、人・自転車・車すべて地下24mまで降りなくてなりません。

 

 

 

 

階段で降りるなら、このドアから。

 

 

 

エレベーターで、あっという間に24m下りました。

 

まず思ったのは、幅が狭い。4歩で反対側に移動できる。

 

トンネルが開通した当時は、車ではなく馬車が通っていたからだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

反対側に着いたので、またエレベーターに乗って地上へ。

 

対岸の風景がきれいに見える!

 

 

 

 

 

 

 

またトンネルを通って、Landungsbrückenまで戻ってきました。

 

ちょっと階段を見てみます。

 

なんと、階段を利用する人が思ったより多いではないですか!

 

 

 

 

 

 

 

エルベ川の下を歩けるとは、なんと不思議な体験。

 

おもしろかった!

 

 

また市庁舎・マルクト広場・Jungfernststiegまで地下鉄U3で戻ってきました。

 

NIVEAのお店があるらしいので、行ってみます!

 

 

 

留守番をしているオットセイにニベアを買おうかと。

 

毎日ニベアを使っているので、ちょうどいい。

 

私は匂いがきつすぎて、ニベアは使えません。

 

オットセイの母、ニベア一筋。小じわがほぼないけど、ニベアのせいかも。

 

 

 

歩き過ぎて、クタクタです。

 

が、ブランケネーゼという郊外の街へ行ってみることにします。

 

そこには、Elpstrandと言われるエルプ海岸の一つがあります。

 

ブランケネーゼまで、今日買った1日乗車券で行けます。

 

 

ブランケネーゼ駅から徒歩30分ほど。

 

やっと川に着いたと思えば、雨が降り始めたので、ビーチまでは行かずUターンしました。

 

また、いつかパー

 

駅まであと数分というところで、雨が激しくなりしばらく軒下で雨宿り。

 

傘をさしても、わりとしっかり濡れました。

 

今日もよく歩きました。

 

 

ブランケネーゼへ行くための電車S1は、中央駅を経由するので、足も痛いことだし、ホテルへ帰ろう!

 

 

最後までお付きあいくださり、ありがとうございました。