20年間くらいずっと、ハンブルクに行きたいと言っていた気がする。
今年の夏の旅は、思い立ってハンブルクへ行ってきた。
初めてだからわからないこと、失敗したこともあったので、次回への覚え書きの意味もこめて、記録しておきたい。
Freie und Hansestadt Hamburg
自由ハンザ都市ハンブルク
ハンザは古高ドイツ語、現代ドイツ語ではハンゼらしい。
つまり、フライエ ウント ハンゼシュタット ハンブルクらしい。
毎日の気温は22度前後、体感温度は30度くらい。
補給した水分が全部汗になったのか？というくらの暑さでした。
7月25日（木）
Karlsruhe Hbf 6：00
Hamburg Hbf 11:36
予定より約50分遅れ 12：25頃到着
カールスルーエ～フランクフルトは空席がいっぱい
フランクフルト～ハンブルクは満席でした。
今日お世話になるICE
ハンブルク中央駅
WANDELHALLEは北口／Nordに
南口／Süd「フィリップス」が目印
目印がない方は北口／Nord
Wandelhalleは北口側・Edeka、Rossmann、薬局、フードコートなどあり
大きな駅！
人が多い！！
祭りですか？
と田舎者は思った！
残念ながら、ホームと地上をつなぐエスカレーターは上りだけ。
EVあるけど、待っている人が多くて時間がかかる。
ごちゃごちゃの駅に圧倒されながら、なんとかホテルにたどり着けた。
たまたま成り行きまかせで進んだ南口、それがホテルの方向だったという幸運。
でなければ、1時間くらい迷ったかも。
方向も地図も苦手
勘で生きている
初めて行くところは、だいたい駅の近くにホテルを予約します。
荷物持ってウロウロしたくないという、それだけの理由です。
今回は駅から徒歩8分、こちらの Stay! Hotel Boardinghaus
部屋は狭いですが、設備はOK!
朝食はトルコのホテルに泊まっているんじゃないかと思うくらい、豪華オリエンタルメニューでした。
スタッフは、とても親切！！
チェックアウト後の荷物預かりも、対応してくれます。
が、問題が一つ。
中央駅の東側、つまり予約したホテルへ行くために通らないといけないエリア。
治安が悪いと、行ってみて気付いた！
旅行サイトにも注意喚起の記述が書かれているのを、来てから読んだ
なんせ方向にうといし、ホテルがどの方向にあるのか気にしてないので、行く前に気付く可能性はゼロ。
実際歩いていると、ドイツにいることを忘れるくらいオリエンタルでした。
全体的に暗い。ホームレスにかぎりなく近いか、またはホームレスの人もたくさん。
何かを叫んでいる人もいたりした。
でも、近寄ってきたりする人はいませんでした。
女性一人旅には、おすすめできないかも。て、私一人やー！
見かけた宿泊客は、若い女性や、ヨーロッパ系、アジア系の人たちでした。
治安さえ気にならなければ、おすすめです。
近くにおいしい、トルコパン屋さんもあります。
冷蔵庫、エアコンもありました。
コーヒー、お茶は込み、ミネラルウォーターはサービスです。
今日の予定は、市内観光のバスに乗ったり、歩いたりして、ハンブルクを知る。
市内を巡る観光バスはいろいろあって、乗りたいのはこちらの、
「Linie A」
行先表示がLinie Aになっているので、それが目印
中央駅のKirchenalleeが市内観光バスの発着所になっていて、ダブルデッカーのバスが停まっているから、すぐわかります。
いろいろな観光バスがあるので、間違えないように！
目印は「Linie A」
料金が手ごろなので、利用者が多いです。チケットは乗るときにドライバーさんから購入できます。
2階からながめる街のようすは、最高！
所要時間約90分、乗り降りは自由。
チケットは1日中有効なので、何度でも乗ったり降りたり可能。
バスから見る街を楽しんだ後は、マルクト広場へ行ってみました。
中央駅から、てくてく歩いて移動します。
高い塔と緑色の屋根がひときわ美しい市庁舎が、旅人を魅了します。
写真を撮る人たちが、たくさん。
私はまず、中庭へ入ってみました。
Hygieia Brunnen
1892年のコレラ記念碑噴水／犠牲者8000人以上
もともと、貿易の神マーキュリーを予定していたそうです。それがコレラの流行により健康の神ヒュギエイアに変更になったとか。
中庭から眺める市庁舎は圧巻。
高さ、大きさ、美しさもですが、とにかく圧倒されます。
建物自体が持っている何かのせいか、思わず「うわー！」と声が出ました。
明日、中を見学するツアーに参加してみようかな？と興味がわいてきた！
マルクト広場へ出て、表から市庁舎の全体を眺める。
二本の長いポールの先に、船が。
さすが港湾都市ハンブルクだなぁ。
このポールなんだろう？と疑問に思ったのですが、その3日後答えがわかりました。
旗掲揚ポールでした！
中央入口
ハンブルクの紋章／Landeswappen
バス停、地下鉄の駅、木や花のコンテナ、マンホールなど、いたるとろでシンボルを見かけました。
マルクト広場前の運河。
運河の先に見える橋の左手は、Jungfernstieg
階段にすわって、アイスを食べたり休憩したり、観光客でいっぱい。
私もJoe The Juiceというお店でジュースを買って、外で景色を見ながら休憩しました。
次は、市庁舎から徒歩ですぐ
St.Petri／聖ペトロ教会
ハンブルクで一番古い教会
ホームページで、教会のバーチャルツアーができます
教会から市庁舎まで戻る途中、フローズンヨーグルトのお店の前で人が並んでいたので、つられてつい。。。
冷たくて、おしかった
Sサイズなのに、大きい！
トッピングはマンゴーと塩キャラメルソース♡
若い男の子も、女の子も、トッピングたくさん＋生クリームまで追加
かろりーぼんべ
フローズンヨーグルトを食べ終わったら、市庁舎から倉庫群・シュパイヒャーシュタットまで歩きます。
カロリー燃焼🔥させなければ！
標識があったので、その方向へ進みます。
それを何度か繰り返していると、10分ほどで赤いレンガの倉庫が連なる一角にたどりつきました。
倉庫群／シュパイヒャーシュタットで一番の、人気撮影スポット
世界最大の倉庫群、シュパイヒャーシュタットとチリハウスを含む商館街は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
ハンブルクに行くまで、充分な知識もなかったので、見落としもたくさん。
その一つが、👆にリンクしたポッケンミューレン橋からの眺め。
ポッゲンミューレン橋が、人気の撮影スポットだということは、その気になって調べれば事前に知れたのに、なんとなく行ってしまうと、今回の私のように、見落としてしまうのです。
チリハウスのことも、全く知らなかった。
チリハウスは翌々日、27日に見に行きました。
まずは、倉庫群
市庁舎・マルクト広場付近にあった標識をたどって歩いてくると、Kornhaus橋に到着。
Kornhaus橋から、エルプフィルハーモニーが見えた！
憧れの、エルプフィルハーモニー！！
倉庫街を通り抜け、エルプフィルハーモニーへ行ってみます。
途中の風景も、楽しい！
煉瓦のレリーフ
エルプフィルハーモニーのコンサート会場は、8月14日まで休館。
でも、Plazaへは入場券をもらえば誰でも入れます。
お土産、エルプフィルハーモニーのグッズを売るショップや、レストランがあります。
plazaへ通じる長いエスカレーターが、美しくて見とれる。
2分30秒かけて、上ります。
ヨーロッパで一番長い、カーブ状のエスカレーターらしい。
一番が多い街ハンブルク、という印象が強くなってきたｗｗ
途中、ガラス越しに港の景色が見える。
よく考えると、このガラスは、あのエルプフィルハーモニーの独特の外観を形作っている、ガラスじゃないかと気付いたのは、ずいぶんあとから。
この時は、窓ガラス汚れてるなと思っただけ
エスカレーターを降りると、煉瓦の階段。
グローサー サールのキャパシティーは、約2,100人
すごいな～
波を現わしているのか、曲線が多いです。
この中には、音楽ホールだけでなくホテルとコンドミニアムもあります。
テラスからの眺めを堪能！
これは海じゃなくて川なんだとわかっていても、感覚的には海です。
次は、ミニチュアワンダーランドへ向かいます。
徒歩で行ける距離です。バス停1つの距離。
階段状破風が美しい建物が連なります。
ミニチュアワンダーランドは2階
1階はHamburg Dungeon
次はこのHamburger Dungeonへ行きたい！
今回は、残念ながら素通りします。
ミニチュアワンダーランドの場所を確認できたので、再びてくてく市庁舎まで戻ります。
どこから見ても美しいエルプフィルハーモニー
市庁舎周辺に戻ってきました。
入ってみようと思っていたのに、完全に忘れてしまった、入り口が気になるパサージュ。
中央駅の前を通り、ハンブルク美術工芸博物館を目印にホテルに戻ります。
夕食はフィッシュアンドチップスをテイクアウトしました。
市庁舎の「横の入口」向いにあるレストラン、おいしかったので翌日も行きました。
滞在中通いまくれ！とはりきっていたのに、土曜日は行けず、日曜日はお店が閉まっていました。
泣いた
今日は私のドイツ北上記録が、PaderbornからHamburugに更新されました！
いや～、かなり北にやって来たなぁ。
2日後にはさらに北のリューベックへ日帰りで行くので、また記録が更新されます！
初めてのハンブルク、見るものすべてが新鮮で、大好きなレンガの建物も多く、歩いているだけで楽しい。
南ドイツとは雰囲気が異なり、異国のどこかにいるような感覚になりました。
歩きすぎて、足が痛くなった
最後までお付きあいくださり、ありがとうございました。