あーやっと体調不良から抜けだした!
タイドラマを1分ほどみたら眠くなる日が続いて、自分に驚異を覚えたww
風邪には気をつけましょうね
今日3年前のノートを捨てた
捨てる前にチラッと見たら~
最初のページにこうメモっていた
「のんびりと歩いて帰りながら、ぼんやりと考えた。毎日を乗り越えていくために、人間は、楽しいこと、好きなこと、嬉しくなること、をどんどん、探していくべきだ。
やらなければならない仕事とか家事とかはもちろん大事だけど、それだけをやって、幸せになれる人はいない」
JINSEI STORIES 2021年8月9日 辻仁成氏
そうそう、そうなんですよ
私が「推し」と出会って、人生は楽しくハッピーになりました
同じようなことを、いろいろな人が言っています
有名なところでは、
「わくわくで生きる」~バシャール
そんなふうに、文章に刺激を受けたり胸を打たれたり、激しく同意したり
だから時々メモしてみたりもする
しかーし、悲しいことにせっかくメモしても、どこにモメしたのかも忘れてしまう
だったらここがよくない?
ということで、ここにいくつか記録しておこうかと
同じく2021年
行動制限がかかっていた年
制限が解除されたら山だ!山にいくのだ!!
ノートにいろいろ行きたいルートをメモして、計画立てて楽しんでいたころ
そんな山の計画の間にいきなり出てくる、本からの抜粋メモ
は?
これは山の計画か、それとも本の記録ノート?
たぶん情緒がおかしかったんだろうな・・
山、本、山、本、山、山、山・・・とこんな感じ
その中から今でも勇気づけられたり、それ、あるあるとなったりするものを
いくつか
出どころは、「村上さんのところ」by村上春樹
「村上さんのところ」は読者からの質問に、村上春樹氏が答える本
№165:マネキンと上手に別れたい
質問の概要:ある日ゴミ捨て場に捨てられていた女性のマネキンの上半身を、なぜか自宅に持って帰った読者。実は後日下半身も持って帰る。マネキンにキャロラインと名付ける。彼女ができたのでマネキンと別れたほうがいいのではと考えるようになる。でも道端にキャロラインを捨てるのはしのびない。どうすればいいですか?
(ゴミを持ち帰るのは禁じられているとか、固いことを言うのはここでは抜きでおねがいしますね。by私)
答え:そんなこと相談されても困ります。あなたとキャロラインさんとで相談されて決めてください。中略。だいたいマネキンなんて拾ってくるあなたに責任があるのです。
当時の私はこうメモしています
「私も!」
え???
私はマネキン拾って帰ったことないですよ!
というのも、私が2012年まで住んでいた町の散歩コースで、家の中にマネキンがいるのを見たことがあったから
それも、2軒
それで、「私も!」とメモしたのだと思う
それにしても、この質問秀逸だなぁ
するほうもするほうなら、答えるほうも答えるほう・・好きです
私には、しっかりお別れして、きっぱり捨てるように、と聞こえますww
読む人の数=回答数
人それぞれだと、思います
もうずいぶんと昔のことです
夏の夜、間接照明が灯る部屋の開いた窓から、黒いドレスを着たマネキンが見えました
ぎょっとなると同時にかなり好奇心を刺激されました
な、なんで?
なんで?自宅にマネキン?
マネキンを大事に部屋に置いておくのには、それなりの理由があるんだろうなぁと、当時はいろいろ想像したものです
亡くなったツレまたは恋人の服を着せて、偲んでいるとか
映画マネキンのようなことが起こっているとか・・いろいろ
№288:アメリカ留学中の悔しいできごと
質問概要:恥ずかしがり屋でまだ英語をうまく使いこなせない彼女は、それでも勇気を出してディスカッションで発言をする。その時の彼女の英語がおかしいと笑われているのを偶然目撃してしまいます。
村上さんは自分の努力が相手に伝わらなかった時、それを悔しいと感じたときはどうしますか?
答え:僕の英語だってよくおかしいと言われます。でもそんなのいいじゃないですか。しょせん外国語なんだから。
ものすごく流暢に英語をしゃべれるけど、話の内容が:ちっとも面白くないという人もよくみかけます。
多少言語に難があっても言いたいことをきちんと持っている人になりましょう。
そうすれば人は耳を傾けてくれます。いずれにせよ、あなたはまだ学んでいる段階です。あちこちで痛い目にあいながらしっかり学ばなくては。
そうなんですよね
悩みますよね
わかります
今も悩んでいる私は、これを読んでちょっとホッとしたのでした
私のドイツ語上達しね~
努力が足りないのは、わかってます
№297世襲がそんなに悪いのか
質問概要:親の会社を受け継ぎそれなりに誠実に仕事をこなし、やりがいも感じていた読者。同窓会で同級生から言われた言葉に後日もやもやします「おまえは自分のやりたいことがなかったのか?親の敷いたレールに・・」そこで読者は聞きます。世襲について村上さんはどう思われますか?
答え:長いので抜粋
それがどのような仕事であれ、どのような経緯でもたらされたものであれ、自分の与えられた職分をきちんとまっとうに果たしていくこと自体に意味があると、基本的に認識しています。
あえて言うなら職業倫理というか。
僕のやっている仕事は、外からみればあるいは派手に見えるかもしれませんが、日々やっていること自体は地道な作業です。
そしていつも「職業倫理」というものがいつも僕の頭の中にあります。
ズルはしない、全力を尽くすというのが僕の職業倫理リストのいちばん最初に来ます。
この答えを読んだときは泣きました
当時、怠け者の同僚と2人で仕事をしていた私は、彼女が放置した仕事もやっていたのです。言っても言っても変わらない
怒りが、無限に湧いてくる・・
「ズルはしない、全力をつくす」
今のままでいいんだ自分は、と思わせてくれました
同僚は、今も相変わらずですがその怠けっぷりは今ではたくさんの人に知られてます・・仕事中に酒飲むな!
つい最近も、あんたはバカだね~と言われました
きちんと仕事して、どこが悪いんじゃ?!
「私、バカよね~♪ おバカさんよね~♪」
ことあるごとに、自分で言ってますww
最後は
№107:村上さんの生き方の原点は?
質問概要:村上さんの揺らがない、ある意味、頑なな生き方は、少年あるいは青年時代に、これといった大きな何かに影響を受けたからだとうのはありますか?
答え:どうしてこういう性格になったのか僕にもよくわかりません。
両親ともまったく似ていないし、まわりの誰とも似ていません。
若いうちに結婚して、自立して商売を始めて、それから小説家になって、そうするうちにだんだん自分の世界、というか生き方が固まってきたということだと思います。
それぞれの段階で身銭を切っていろんなことを学んで、それが身についてきたということだと思います。
身銭を切るって大事ですよね。
他人のお金を使っていては、何も身につきません。
本当に大事なことは多くの場合、痛みと引き替えにしか手に入りません。
は、はーーお代官様
申し訳ございませんでした
若いころは、おごってもらったり、無料で何かをもらったらうれしかった
時々、当然のように思うこともあった・・ような気がする
今から20年ほど前、ある若い友人が言ったのです
「私は欲しいと思った物は、自分で買ってました。もらったことはありあせん」
私たちはドイツに来る前、同じ業界で働いていました。お互いのことはドイツに来るまで知りませんでしたが。
ちょっと説明しにくいですが、例えば欲しいものがあれば、取引先がプレゼントしてくれるのに、あえて彼女は自分で買っていたというのです
あの頃はよく理解できなかった彼女の言葉、その後わかるようになってきました
そして村上さんの言葉をきっかけに、自分の欲しいもの、食べたいものは自分で身銭を切る!が確立!
身銭を切る習慣が身についたのは、彼女と村上さんのおかげ
誰かと食事をするとき、今日はおごるよとか言われると、本当に食べたいものを我慢してしまったりしたことありませんか?
あれ、困りますよね
山ノートにはまだいっぱいメモっているのですが、今回はこの辺で
また機会があれば、デジタル保存!!
ちなみに私は村上春樹氏の「世界の終わりと・・」がいちばんすきなのですが、ほかもだいたい同じくらいすきです
1Q84を買って帰って、スーツケースを開けたら、一緒に入れていたビールの缶が爆発していて、本のいくつかが濡れました
そのあと本は、レースのようにビラビラに・・ショック
あれから、新作の村上小説読んでなーい
もう何年?
今年は、がんばります
話、それました
好きだけど、小説の内容について深く考察したり、あれはどういうことなのか?なんてことは一度も考えたことがありません
すきだから、すきなのです
それでいいじゃありませんか?!
難しいことは、カバンの中にでもいれておこう・・
最後までお付きあいくださり、ありがとうございました。
いろんな人の言葉の中に、心の調和を見つけだすゲームのカギが隠れている