2日目:8月23日

 

 
7時、朝食へ!
 

ホテルのレストランでビュッフェスタイルの朝食です。

 

 

カプチーノ、ラテマキアート、ミルクコーヒーなどすきなものを注文できます。

 

コーヒー好きには、パラダイスに違いない。

 

 

 

今日は8:04発のバスに乗ってハイキングへでかけます。

 

行先は、グレックシュタインヒュッテ

 

標高2317㍍

 

このベッターホルンの中腹にあります

 

 

 

ずっと行きたかったところです。

 

ヒュッテのホームページ

↓     ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

128番のバス、Grosse Scheidegg行きに乗り、

 

Abzw.Glecksteinで下車します。

 

帰りの最終バスは17:30です。

 

バスのドライバーさんが、17時30分最終だから気を付けてねと、時間をリマインドしてくれました。

 

このおばはん、だいじょうぶか?と、気になったんだと思いますww

 

 

 

 

 

約25分ほどで到着。

 

ヒュッテの看板めがけ、バスで来た道を少し戻ります。

 

他に6人くらい下車しました。

 

3人組の親子、少年はまだ11歳前後くらいにみえたけど、貫禄がすごいのなんの。

 

ベテランアルピニストの雰囲気でした。

 

お父さんはザイルを持っていたので、ベッターホルンの山頂にアタックするのかも。

 

私が看板の写真やらなんやら撮っていると、みんなあっという間にいなくなりました。

 

わー、ぎゃー、一人よ。

 

落ちても誰も気づかない・・・

 

 

 

バス停から見えるアイガーとメッテンベルク

 

 

 

 

東側から見るアイガーがやっぱりいちばんすきです

後ろの雪をかぶった山はメンヒ

 

 

 

 

8:40  さて、行きますか!

 

所要2時間40分 

 

私はそれプラス1時間が目安です。

 

今日歩く道はT3

 

スイスのハイキングコースはT1からT6まで分類されていて、数字が大きくなるほど難易度があがります。

 

T3はT2に若干T4が混じったような道です。

説明に初めて「転落の危険」という言葉がでてきます。

 

緊張するぅ。

 

慎重に、ゆっくり歩きます。

 

スピードは完全無視。

 

この出発地点から約800㍍登ったところに、グレックシュタインヒュッテはありあす。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッターホルンの西側の壁に沿ってトレイルは延びています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花がまだあった♡

 

 

 

一番後方、白くみえているのがシュレックホルン

 

 

 

 

メッテンベルクの東側

 

 

 

 

 

 

 

 

岩、岩、また岩でため息がでそうになるけど、これはベッターホルンなんだと思うと急に気持ちがあがる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

岩肌の細い線のようなのが、トレイルです。

 

 

 

ほとんど登ってばかりいたような気がするけど、実際は下りもあります。

 

 

急な登りでは固定ワイヤーロープがあるので、自分をひっぱりあげるように登っていきます。

 

 

 

 

上を見上げると、初めてグレックシュタインヒュッテが見える場所まで来た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の固定ロープ箇所

 

 

 

 

氷河も目の前に

 

 

 

 

固定ロープが終わり、トレイルの足元には再び高山植物が

 

 

そこにエーデルワイスが咲いていました

 

自生のエーデルワイスは初めて見ました

 

 

 

 

 

 

 

 

やっとヒュッテが見えた!

 

 

 

 

 

 

11:50 到着

 

 

 

 

 

 

スイスアルパインクラブ運営の印

 

 

 

 

ボルト?シュレックフェルド?が遠くに

 

 

 

 

上グリンデルワルト氷河とシュレックホルン

 

 

 

 

 

氷河先端

 

 

 

 

氷河がとけて流れ落ちる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後方のいちばん高いピークがベッターホルン山頂

 

 

 

 

山頂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒュッテから先は青と白のアルパインルート

クリンネルホルン、ベッターホルンへ続いている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真を撮ろうとすると逃げるけど、何か食べようとすると足元に近付いてくる

 

ちゃっかりかわいい🐓

 

 

 

 

 

13:15 そろそろ下山しますか・・・

 

 

夕方になるとシュタインボック/アイベックスが塩をなめにやってくるそうです。

 

 

きっと昼間もどこかにいるのでしょうが、みかけませんでした。会いたかった。

 

 

 

下りは苦手なので慎重に。

 

いらない物は全部リュックに入れて、写真も撮らずに下ります。

 

 

 

 

固定ワイヤーロープの無い場所で、崖を頼りに手を伸ばすと、そこにエーデルワイスが岩の間から咲いていました。

 

行きは足元を見てばかりで、花には気付かなかった。

 

こんな岩の間に咲いているんですね。

 

写真は撮らない予定が、撮ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

16:40 入り口に着きました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バスは行ったばかり。

 

次のバスまで1時間くらいあります。

 

写真を撮ったり、近くを流れている雪解け水を飲んだりしているとあっという間に20分くらい過ぎました。

 

 

次のバス停までのんびり歩いてみるか?!

 

 

ゆっくりあるいて15分、Unterer Lauchbühlに到着。

 

バス停には木陰とベンチがありました。

 

気持ちがいいので、ずーっと座っていたかった。

 

 

 

 

 

 

ただいま!

 

 

今日は村のチャイナレストランで何かテイクアウトして、部屋でゆっくりしようと思ってたのですが、レストランはテイクアウトはやってないって(T_T)

 

 

ということで、軽く食べてミグロで水を買ってホテルへ戻りました。

 

 

下りが苦手なのと、勾配が急なのとで初めて靴ずれができました。

 

あと足の指、3本の爪が赤くなった泣

 

ち、血豆か?

 

爪とれるな・・・・

 

 

一度も足に問題が起こったことなかったのに、どうしたんだろう?

 

 

きっと勾配のせいだな、うんそうだな。

 

足がガクガクになったもん。

 

3人くらいに追い越されたし。

 

 

 

 

 

 

ヒュッテで買ったポストカードに、スタンプを押しました。

 

 

スタンプありますかと訊いたら、渡してくれたので自分でたくさん押してやったニヤリ

 

 

スタッフのおねえさん、親切でかわいかったなぁ。

 

 

Hüttenwirtご夫妻には残念ながら、会えませんでした。

 

 

 

また行く機会があれば、泊まってみたいなと思うのですが、下りのことを考えると、いやもういいかなとも思います。

 

 

もしこれから行ってみようか?とお思いでしたら、小屋で1泊をおすすめします。

 

 

足場はしっかりあるので、高所恐怖症でなければこのコース行けます。が、くれぐれも気を付けてくださませ。

 

 

行く前にサイトやブログで必ずみかけた、雪渓と滝の裏を通る箇所はありませんでした。

 

 

8月は気温が高くて雪が解けたのか、環境の変化で流れ落ちる水の元だった氷河が解けてしまったのかわかりません。

 

 

 

最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。

 

 

参考にしたサイトを貼っておきます。