ザクサーリュッケから下山してたどり着いたところは、フェレン湖のほとりにあるBollenwees
うーんなんと読むのだろう。
ボレンヴェース?
レストランの人に聞けばよかった。
たどり着くころには雷も聞こえなくなり、また太陽が顔をだしました。
雨が降らなくて、雷にもうたれなくてよかった~
ここで夕食にするか、それとも休憩だけにして昨日と同じ場所で夕食にするか迷った結果、オットセイがもう一度ホテルアルペンブリックに行って同じものを食べたいというので、ここでは飲み物休憩にしました。
本当はここに泊まって、翌日のんびり山を降りた方がいいのです。
朝から歩きっぱなしで、足が疲れているのでもうあまり歩く気もしないし。
もしまた来ることがあれば、絶対ここで一泊してから、下山します。
フェレン湖/Fälensee
ここから先は、プラッテンベーデリー/Plattenbödeli を目指して歩きます。
距離は事前にスイスのサイトでみてみたら、3,8キロメートルとなっていました
かなりあるなあ・・・
山道ではなく、平坦な道なのがせめてもの救い。
がしかし、湖に降りて写真をとり、面倒だったのでレストランまで戻らず、別の道に進みました。
すぐ平坦な道と合流するだろうと思ったのが間違いだった
その道は、石がゴロンゴロンした急な下りだったのです。
20分くらい下ったでしょうか
やっと平坦な道に出ました。
ホントにうっかりで、すっとこどっこいすぎて、自分で呆れる
上の写真の標識通りに行けば、問題なく平坦な道のコースだったのに。
しばらく歩いていると、チーズを買える山小屋が~
ごめんくださーい
でも誰もいません。
入り口は開いているんだけど・・・
ネコちゃんがいたので見ていたら、ご主人が牛小屋の方から来てくれました。
あー牛を小屋に戻す忙しい時間だったんだ
そこでチーズを買って、オットセイは新鮮な牛乳を1杯飲んで、20分ほどのんびりしました。
ちょっと時間とりすぎだけど。
私はそこのワンちゃんと、棒投げ
枝をくわえてポトンと目の前におとすので、遊ばないわけにはいかず、ずーとその棒を投げ続けていました。
最後は更にヘロヘロ
棒とワンちゃん。
たぶんワンちゃんは今日一日仕事をしたあとの、楽しい Feierabend
お仕事、お疲れさま
さあ、もう夕方6時近く。急がないと
癒される~
ゼムティ―サ湖が近付いてきた
やっと、Plattenbödeleに到着。
ここも宿泊できます。
とても居心地がよさそうな感じでした。
ここPlattenbödeli から 駐車場がある Brülisau まで3,3キロメートル。
まだまだだなぁ~
しかもびっくりしたことが~
急こう配なのです。
普通に歩けない。
ちょこちょこと小さな歩幅で下って行かないと、加速して走り出しそう。
ころがったほうが、早くね?!
あとどんだけ続くんだろうと内心ブツクサ言いながら、坂をくだること1時間ほど。
やっとアルプシーゲル行きのザイルバーン乗り場に着きました。
ここからは、アスファルトの道。
駐車場までもう少し。
大好物の消火栓アートがあった
駐車場前の教会が見える
もうすっかり暗くなってしまった。
時間は午後8時30分。
朝ここからホーアーカステンに上がっていったのが8時45分ごろ。
まるまる半日かかりました。
長かった~
足がつったり下りで標識見落としたりしなければ、午後7時までには戻って来れたでしょう。
全行程15㎞とサイトでは。
本当に15km?
20㎞くらいあるんじゃ?
このあと夕食にと予定していたホテルアルペンブリックは残念ながら、もうほぼ営業が終わろうとしていました。
日曜日の夜は早じまいのようです。
近くにあったピザレストランンは22時までいいよ~と言ってくれたので、そこで夕食にありつけました。
もうお腹がペッコペコ。
お店のおねえさんと、ピザを焼いてくれたおにいさんが、天使のように見えました。
アルプシュタイン山群の印象は、ごつくていかつくて、地味な昭和の山男のような気がする。
派手ではないけど、人の心をワシづかみにするのです。
これが今年の短い夏休みの旅でした。
もし機会があれば、次に行ってみたい山小屋
Berggasthaus Rotsteinpass ベルクガストハウス ロートシュタインパス
終わり
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました。