アッペンツェルの続き
今回泊まったのは、フローエアウスズィヒト/Frohe Aussicht
エーベンアルプにも、ホーアーカステンにも近くて、いいロケーションです。
朝食は8時からなのに、無理言って30分早めてもらいました。親切なオーナーさんです。
夕食は宿泊したホテルでと思ったのだけど、あいにく外の席は予約でいっぱい。
レストランの中は暑くてたまらん!
ということで、お隣の、
ホテル アルペンブリックへ行くことに。
ここもテラスは満席。でもレストランの中は涼しくて、心地いいので中に座りました。
中は落ち着いた木の装飾。
スタッフもオーナーもすごくフレンドリーでした。
まずは、アッペンツェルビール。
アルコール度数が4,8%と低いので、飲んでも頭が痛くならなかった
そして、うまい!!
食後に食べたピスタチオアイス。
牛乳が違うからだと思うけど、すごくおいし
お腹がいっぱいじゃなければ、3個くらいペロリだな。
アイスだけでなく、オットセイが食べたシュニツェルが相当おいしかったそうです。
私は魚のフライ。あっさりしておいしかったです。
大満足
いよいよ明日は歩くから、ゆっくりぐっすり寝よう~
と、思ったのに・・・
暑くて、寝苦しくて、ほとんど眠れず。
二人とも寝不足のまま朝に。これで歩くんかと、少々不安。
ホテルを8時15分ごろ出発。
目指すはブリュリザウ(Brülisau)のケーブルカー乗り場
ザイルバーン ホーアーカステン( Seilbahn Hoher Kasten)
ホテルから約7分ほどで到着。無料の駐車場があります。
ザイルバーンのチケット売り場はまだ混んでなく、チケットをすんなりと買えました。
ユーロでも支払い可能で、おつりはスイスフランでした。
時刻表を事前にチェックしたときは20分ごとの運行だったけど、この日は日曜日だったからか、はたまたハイシーズンだったから、随時運行でした。
ザイルバーンの中はなかなかの混みよう。
もちろんマスクをつけて!!
8分であっという間に山頂駅に到着。
ここでオットセイは恒例のコーヒータイム。
私はその間、写真を撮ったり、なんやかや。
ライン谷の方向
方向が苦手なので、どこがどこなのかわからないけど、アルプスの山並みが見渡せる
きれいだ~
湖はゼムティサー湖/Sämtisersee
今回の目的地ザクサーリュッケ/Saxer Lücke も遠くに見えます
〇のところが、目的地
左方向、遠くにアッペンツェル村が
ホーアーカステン展望台は360度回転するレストラン、植物園、展望テラスと気軽にハイキング装備なしで楽しめる場所です。
ここまでザイルバーンで上がってくる価値は充分あります。
眺めが最高!
♡ 3連泊するともらえる、アッペンツェルカードを窓口でみせると、チケットをもらえるのでなんと1往復無料になる!
オットセイが15分後戻って来ました。ではいよいよ歩くぞ!
天気は最高、風もいい具合にあるし。
よかった~
と、この時は大喜びの私なのだけど、この後が予想外の展開に。
思うようにはいかないもんだと、しみじみ思いました。
とりあえずは、出発
建物出てすぐ左にある階段を下るところから、ザクサーリュッケへの道は始まります。
今日の予定は、ブリュリサウ ホーアーカステン
シュタウベレン・昼食休憩
ザクサーリュッケ
フェレン湖
ブリュリサウ
ぐるりと1周 約15㌔のハイキングです。
ハイキングコースの始まりはこの階段から
階段には標識がびっしり
これだけあるのに、どこにも「ザクサーリュッケ」と表示されていないので、どっちに行けばいいのだろう?この階段を進んでいいんだろう?と悩んでいる人もいました。
ザクサーリュッケに行くにはまずシュタウベレンに到着しなくてはいけないので、安心して階段を下り、シュタウベレンを目指しましょう。
拡大!
シュタウベレン(Stauberen)
表示されている時間、2時間10分はスイスの健脚な人が歩いた場合。
私ならそれに1時間たしたくらいが、だいたいの目安。
では、シュタウベレンに向かって歩きます。
ザクサーリュッケにどうしても行きたくて、今回はこの地方で有名な崖っぷちレストラン、エッシャーをすっ飛ばして、ここへ来たのです。
エッシャーのことを検索していて、とても不思議な山をみつけてしまいました。
これはなんだ?どこにあるんだ?どうやって行くんだ?もう気になって気になって仕方なくなりました。
2泊3日の予定だと帰る時間諸々考えると、行けるのは1カ所がやっと。
それならザクサーリュッケに行こうと決めた次第です。
本当に今、自分がザクサーリュッケに向かって歩こうとしているというのが、現実として実感できずにボーとして夢の中のよう。
でも夢じゃない。本当に来たよ!
ライン川がまるで道路のように見えています
歩きはじめのなだらかな道と右側に道と間違えそうなライン川
ホーアーカステンの真下
山羊と目があった。
と思ったら~
道、ふさいでしまった~
どや顔してないかい、キミ?
だいたい男女ともにタンクトップやTシャツ&短パンがトレンド。
中にはワンピーススタイルのツワモノも
リュックを背負ってない人もたくさん見かけました。
ホーアーカステンがだんだん遠くになっていく
道はやがて石がゴロゴロしていたり階段状になっていたり。
危険な個所はないので、石につまづかないように歩けば大丈夫かと。
日曜日なのでハイカーが多くて、狭い道でのすれ違いに時間をとられました。
そんなこんなで、3時間後にシュタウベレンに着きました。
オットセイはゆっくりのんびり歩きたい人なので、私は自分のペースを維持して先行し待つことに。
まあ10分もすれば来るだろうと、写真を撮ったりハイカーを眺めたりして、のんびり休んでいました。
が、しかし~
オットセイが来ません。
どんだけ待っても来ません。
炎天下、日陰がないんだよ~
暑いよ~
迎えに行こうかと思ったけど、もうすぐ来るだろうと。その繰り返し。
オットセイが到着したのはそれから50分後でした。
続く・・・・・