先日の「タスマニア固有種のミツスイさん特集」でお分かりかと思いますが。
タスマニアの野鳥さんは結構ひねくれてる子たちが多いです。
その中でもとっておきのヒネクレ鳥さんがコレ。
和名「ハイイロフエガラス」。英名「Grey Currawong」。

――どこが灰色やねーん!!まっ黒じゃねぇかぁあぁぁっ!!!

大陸の子たちは、名前の通り「ハイイロ」らしいのですが。
タスマニアの固有亜種は見ての通り「まっくろけっけ」。おい。こら。名前詐欺にもほどがある……っ!!!
ちなみに「クロフエガラス(Black Currawong)」という、別種のタスマニア固有種なフエガラスさんがいらっしゃったりしますのでご注意を~。
ハイイロフエガラスさんとクロフエガラスさんの見分け方は、鳴き声でも簡単に聞き分けできますが(クロフエガラスさんの鳴き声はかなーり特徴的)、写真で見分けようとなるとおチリ周辺をチェックということになります。
おチリがまっくろ=クロフエガラスさん。おチリが白い=ハイイロフエガラスさん。
あと、個人的な感想ではハイイロフエガラスさんのほうが低地に出没気味な気がします(クロフエさんはMt.ウェリントン中腹部~や、タスマニア中央高地あたりでよく見かけるけど、ホバート周辺ではあまり見ない気が)。

世界の隅っこ。
どっからどう見ても「灰色」ではなく「黒」です。どうもありがとうございます。


世界の隅っこ。
真下から激写(・∀・)!!この通り、おチリ部分が白いのだ。


世界の隅っこ。
こうやって横から見れば、おチリ部分の白さは一目瞭然ですね(・ω・)b

tazdev