ずっと、ちゃんとした写真を撮りたかった鳥がいます。
それがTasmanian Wedge-tailed Eagleことタスマニアオナガイヌワシ(オナガイヌワシ=オーストラリア最大の猛禽類のタスマニア亜種)。愛称ウェッジ。
豪州、タスマニア両政府から「絶滅危惧種」として指定されてる、大空の覇者。
彼らは大概超高所をソアリングしてるため、バズーカ並みの超望遠レンズを持っていない限り、なっかなか写真が撮れない。撮れたとしても点よかましで、なんとか尻尾の形(独特のダイヤモンド型をしているので、尻尾で判断可能)でウェッジたんと確認出来るくらい。というトホホな写真が量産されるという、野生での撮影は本当に何この無理ゲー……orzという難しさを誇る鳥でございます。
(ちなみにtazdevが撮影したなんとか見られる?唯一の写真がこちら(トリミング済))
マリア島は、ウェッジがかなりの確率で見られる、数少ない場所なんですよね。
で、今回。初めて「これぞタスマニアオナガイヌワシだ!!」と胸を張って言える写真が撮れました。
うん、すごく嬉しかった。だってさ、ちゃんとピントもあってんだよ?ボケてないんだよ……?
撮れたときは本当に大興奮。画面で、尻尾の形を何度も確認するくらい。
だって本当に信じられなかった。ずっとずっと、憧れていた鳥だったから。
しかも写真では1羽しか撮れてないんですが、なんとカップルで舞ってたんんですよー!!
本当に感動で涙しかけましたよ。まさか一羽だけではなく、もう一羽なんて……っ!!

この子を含め、今回の旅は本当に有意義なものになりました。


世界の隅っこ。

世界の隅っこ。

tazdev