IUCNのレッドリストが更新されたみたいですねー。
ということで、タスマニア関係の動物についてちょっと調べてみました。
そしたら、衝撃の事実が……。

以前ご紹介させて頂いたことがある、Orange-bellied Parrot(アカハラワカバインコ)さん。
思ってた以上に危機的状況に陥っていることが発覚してしばし呆然。
現在の野生個体数が35羽程度だそうで……。
しかも今年の冬に大陸に渡った子が5羽しかいないってどういうことよ……っ!!
今年の1月にセスナ機ツアーで遊びに行ったメラルーカで、ガイドさんから50羽程度しかいないとはうかがっておりましたが。
野生絶滅へのカウントダウンがまさに秒読み状態……(´・ω・`)。
一応、絶滅を避ける保険として大陸とホバートで、人工飼育されている個体が100羽ぐらいいるみたいですが。
それでも、種が生き残る数としてはかなーりヤバい個体数だというのは間違いなく。

小さいころから、絶滅の危機にある野生動物には興味持っていました。
でも、その当時はまだ、遠い世界の向こう側の話だと思っていました。
しかし、現実的に今、すぐそばで、絶滅の恐れがある生きものが……。
それだけ、自分の世界が広がり、知識も得ているということなのかもしれませんがね。
この緑色が美しく、オレンジパッチが可愛らしいインコの未来は、この数年にかかってると言っても過言ではないかと。
10年後。バス海峡の空に、このインコが存在していることを願ってやみません。

※写真は、今年の1月にメラルーカで撮った写真です(・ω・)♪

世界の隅っこ。


世界の隅っこ。

tazdev