以前にもお話したように、現在は動物の楽園になっているマリア島国立公園は、昔は監獄島であり、上質のセメントを生産する工場島でもありました。
「オーストラリアの囚人遺跡群」に登録されたダーリントン周辺は綺麗に修復され、一部はバックパッカーズみたいな宿泊施設になっています、が。
森や草原を歩いていると突如、ぼろぼろに風化してしまった遺跡と出くわすことがあります(一応オフィスで無料でもらえる地図には、どこにどんな遺跡があるか書いてありますけどね)。
かつてはがっしりとした作りだっただろうレンガの建物も今は朽ち果て、自然に還るのは時間の問題かもしれません。

世界の隅っこ。


世界の隅っこ。