デパートでのアルバイト その1 スポーツ刈り | TAZの上を向いて歩こうよ (^_-)
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苦学生やったからいろんなバイトをやったな
1クーラーの取り付け 
2婦人服ショップの店員
3食堂の皿洗い
4スーパーの開店準備員
5鞍馬神社の石段造り
6食料品の販売
と覚えているだけでこれだけ、どれもいろんな思い出があるんだな


京都に本社がある2部上場の会社(今はもう無い)のデパートのテナントでのアルバイトの話です。
この会社は独自でデパートにランク付けしていて一番が、厳しさで有名な阪急百貨店、次が阪神百貨店、派遣されている社員さんもそれ相当な社員を派遣していました。
タズは阪神百貨店(男店長1名、女性2名)で働くことになりました。学生時代のタズのヘアースタイルは坊主に近いスポーツ刈りで清潔感あふれるスタイルです。各テナントの方たちは百貨店側の売り場主任にビクビクしていました。なぜなら不評をつけられると阪神百貨店では働けなくなるからです。
この売り場の主任は52歳のブルドック顔の独身女性、副主任は32歳170cmを超える大柄の独身女性です。

客の入りはどうか、テナント社員の応対はどうかを二人で定期的に売り場を見て回ります。それがわかるとテナントの社員は小声で『来てるよ』と横の連絡です。凄い威圧感ですがお客様の前では小さくなっているんです。

そのときTAZと目が合いました。言われてた通り軽く会釈したのですがツカツカツカとケースの前に来て
 『エビちゃん(店長の名)、この子は?』 

 『今度入れたアルバイト生です。なにか』 汗搔きながら話しています。
 『フーン』 と言いながらこの時はその場を離れていきました。DASH!ホッ
それから何日かして、大柄の副主任を連れてまた来ました。店長は休みです。
 『あなた学生さん?何歳?』 怖いです。目がギョロとしておりブルドッグそのものだ
 『はい、19歳です』 

 『えっ19歳、老けてわね~ あなたね、その髪型何とかしなさい、
 お客様相手のスタイルじゃないよ』
 


これが事の始まりです。その後横を通るたびに
 『まだ、その頭してるの』

 『早く伸びない髪ね』

 『老け顔ね』
 
ブルドッグと大女が入れ替わり立ち代り
言っていきます。女のいじめです。言われるたびにタズしゃんは笑顔で挨拶していました。

ケチつけられたらバイトを首になり生活出来なくなるもんね

髪の毛が伸びるといじめらしきもなくなりましたが、髪が伸びると再びスポーツ刈りしてアルバイトに行きます。案の定 『あんた(`×´)、またそんな頭にして』 ・・いじめの始まりです。

このような繰り返しの中でタズしゃんの働き振りが評価されるようになったんです。
ある日、副主任が横に来て言った言葉は
 『エビちゃん、しっかりしてや。アルバイトの**君のほうが店長みたいやで』 

この言葉以降、主任、副主任のいじめがなくなったんです。
それだけでなく
長髪期間が長いとあの主任がブルドッグ顔を崩してやさしく
 『**君、髪なんで短くしないの?あれ良かったよ』  
え~っ 主任さん 目
それはないでしょ



長々書きましたがあの主任さん今、なにしてるのかな~ドキドキ


阪急百貨店での思いでは又後日ね!!