だから、ペリーの船に、何か少しでも攻撃したら、絶対この論法で、攻めてくるという事をわかっていたので、幕閣には冷静に対処するように、話をしました。
考えてみますと、明治維新とは、長州薩摩の派手なやり方だけが、注目されますが。
その時々の危機に面した、日本人の対処の仕方が、やはり、賢明だったので、どうにか侵略されず、新政府ができたのだなあとつくづく感じます。
そしてこの交渉で、林大学頭はどういったかというと。「我が国は、四方が海に囲まれて古より、衣食住はすべて、自給してきた。だから、さしあたって外国から輸入しなければならないものは何もない」
かっこいいー!!としかいいようないですよね。
おまけに「わが国は、仁という道徳観があるので、アメリカ船が、薪水、食料、石炭、蝋燭油等必要なものは、暴利をむさぼることなく、安価にて販売することを、容認する。
またアメリカの漂流民の保護も仁の心を持って対応する」
と言い切ったのですね。あーまた涙できますわ・・・日本人偉いっていうか、昔の人偉いと思いますね。
この後、数回の交渉後、下田、函館、開港となって、薪水や食料の供給などを定めた、日米和親条約を調印します。本格的な貿易はまだ早いと断ったのですね。
いうべきことはちゃんと言い切った。筋もとおっている、紳士的な態度、相手もちょっとびっくりしたのではないでしょうか?
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