10数年前、私はある会社の管理責任者をしており、会社の恒例の行事として、年末に取引先の関係業者を集めて、都心のシティホテルで400人くらいのパーティを代表して主宰する役割を仰せつかっていました。
責任者としての挨拶をしたり、全体の運営に気を配ったり、普段協力してもらってる業者さんに挨拶をして回ったり、終われば会社内の懇親会と称した2次会で役員と部下に挟まれ気を遣ったり。
そもそも私は集団での飲み会が苦手で好きではありません。
終わるとすっかり気疲れして、誰ともつるまず一人で歌舞伎町へふらふら足を運びました。
なぜその店に入ることになったのか全く記憶にありませんが、呼び込みに案内されたのか、
そこは歌舞伎町のど真ん中にあるいかにも怪しげなビルの6階にある、ポールダンスをメインとしたショークラブでした。
店は広めで、中央にステージがあり、客席は階段状に高い位置に配された、小さな劇場のようなつくりです。劇場と違うのはステージの真ん中に天井から床まで1本の銀色のポールが立っているところ。
大きな音楽が流れる暗い照明の店内を外人の黒服に案内され(今でこそ歌舞伎町は外人だらけですが当時はまだ珍しかったです。)2人がけの席に着くと、肌を露出したドレスを着た女の子が席に訪れ、キャバクラのような感じで接待をしてくれます。
しばらくすると、急に音楽が変わり、DJが女の子の名前を呼ぶとステージで派手なドレスの女の子が登場し、ポールを中心にして軽く踊り始めます。
数分で曲調が変わり、ダンサーは服を脱いでパンツ1枚のトップレスになり、本格的なポールを使ったセクシーなダンスに変わります。
曲が終わる頃には客達がダンサーにチップを渡すために、キャストの女性に手を引かれて舞台下に集まり、一人ずつステージに上半身を仰向けに寝転ばされます。
ダンサーから顔をオッパイではさまれたり、キャストにズボンのチャックを下されて、チップを突っ込まれ、69の体勢で客の顔に股間をまたがったダンサーがジッパーを咥えて開き、チップを口で取り上げたあと客の股間をまさぐるという流れです。
ダンサーと絡んでいる客に周りから掛け声が飛びます。客も酔ってるし、恥ずかしそうでうれしそう。楽しそう!
エロいけれど、やましい雰囲気なんかは全くなく、
全体にあっけらかんとして明るい感じです。
下着のような、ビキニのような、ドレスのような半裸姿の女たちがピンヒールを履いて嬌声をあげながらあちこち歩き回ってます。
90分でキャストの女の子が2回転と1/4くらいします。チャージ含めて¥12.000くらい。チップが1枚¥500円。女の子のドリンクも含めて最低かかる費用は¥15.000〜¥20.000くらい
席に着いてくれた女の子もポールを踊れる子は飲んでる途中に「じゃあ、次踊ってくるね!」と言ってステージに向かいます。
もちろん席に着いてる子が踊る時にはチップを渡すのが礼儀です。その時は他の女の子が来て手を引っ張ってステージに連れて行ってくれます。
席に着いた子が気に入れば、カーテンで仕切られた個室に入ってプライベートダンスをしてもらえます。金額は5分¥5.000けっこう高い。
しかし酔っ払ってくると勢いで行きがちです。
プライベートダンスで何をするかは女の子に任されています。
たしか23歳くらいの健康的に日に焼けた、長身でピチピチな感じの子。黄色とオレンジのビキニを重ねたようなブラに水着レベルに小さなデニムのホットパンツだったと思います。
可愛いので勇気を出してプライベートダンスをオーダーしました。
カーテンで仕切られた個室にキャストに手を引かれて自分の席から向かうので、けっこう注目されて恥ずかしいです。
プライベートダンスでは、ブラを外してハイレグパンツのまま、座った私の上にまたがって、顔に乳房を押し付ける。
次は私の顔の至近距離にハイレグパンツ(たしかオレンジ色だった気がする🤔)のお尻を突き出してヒップホップ系の動きでお尻を回転させてました。
女性器がなんで隠れているかわからないくらい幅の狭いオレンジ色の股間の布地が目の前で回転して幻惑的でした。
まあとにかく楽しすぎて、延長延長で7万くらい支払った記憶があります。
その時まで私はキャバクラとかには行かなかったんですが、その日は完全にハマりました。
ただ、それからまた日をあけずその店に通った訳ではなく、次に行ったのは1年後のまた会社のパーティの後でした。