いいねを送ってきた女性のプロフィールをみてみると、22歳の大学4年生。167cmの綺麗系。
さっそくマッチして返事をしました。
聞いてみるとA学院で英語の勉強をしていて、来年にはそのまま院進予定だそうです。
アプリには登録したばかり。
優秀な女性には目がないので雰囲気を見てみたくて写真を送ってもらうようたのみました。
送られてきた写真は目は隠しているけど、いかにも大学生活を楽しんでるおしゃれなA学院生という感じ。
UCLAのロゴの入ったアメフトデザインの大きめな Tシャツを着て友達と並んで歩いている写真。
スレンダーなスタイルに背中に届く柔らかそうな髪と真っ白な肌。
彼女とアプリでメッセージのやりとりを始めました。
彼女は品のある軽妙な語り口ですが、頭の回転がものすごく早くて、私が1通のメッセージを送ると瞬時に2、3通のメッセージが返ってきます。1分間に何通ものやりとりです。
私も楽しくなって同じペースで返事を返していたら、あっという間に携帯の電池がなくなってしまいました。
電車の中ではどうしようもなくて、降りて電池を充電してから再度連絡。バグりがちなアプリではどうも彼女のスピードについていけないので、LINEの交換を提案して登録しました。
彼女からきたLINEのプロフィールは、薔薇の花の背景にブランドの化粧品をたくさん集めた写真。ディオールとか私でも見たことのあるやつばかりです。
「うわーA学院って感じ。お嬢様かな?」
と思いました。
LINEの名前はm◯e
(以下Mとします)
改めてLINE登録のお礼を伝えて話しを聞いてみると
これまでパパはいなかったそうです。
「うれしいですか?」
「もちろん!」
そこからは前にもましてハイペースで彼女とのLINEのやりとりが始まりました。
彼女の知的で品があるけど、素直で率直な会話に冗談とちょっとHな話しを少しずつ織り交ぜながら。
会話のリズム感がよく、お互いメッセージのやりとりにすっかりハマってしまった感じです。
話し始めて5日後にはネット小説として出版できそうな分量になったくらいです。
会う際の条件は早めに提示しました。
私が彼女を高嶺の花とみなしていて、
自分の低い条件ではとても合わないだろうという風にして、
「ちょっと言いづらいんですよ、、」
「なんで言いづらいんですか?」
「言ってくださいよ。」
「3なんです💦」と言うと
「いいですよ!それで」
と少し昂った感じで気風よく返してくれました。
やりとりを始めて2日目だったか、3日目だったか
ずっと車を止めてLINEのやりとりをしていたときのこと。
話しの流れは忘れましたが、おだて上げたり、ふざけたりしてるうちにMが、
女の子と大人のときはどんなところに行くのか?と聞いてきました。
「ラブホテルとかかな💦」
「Mさんはラブホとか行ったことないでしょ。」
「いつもシティホテル?」
「そう、彼氏とはいつもシティホテル。」
「さすが、A学!ハイソだなー」
とからかって言うと、
「ハイソってなんですか?」
「わからないだろうからいいよ。」
「教えてくださいよ。」
「ハイソサイエティの略。昔の言葉」
「ハイソですかー、、、」
「?」
「いいんですよ。私とムリに付き合わなくって」
「えーっ!💦」
「熱湯と氷水を交互にかけるのやめてくれない?😅」
「私は◯◯さんと大人の関係になりたいと思ってます。」
といきなり言ってきました。
急にまじめな感じで話してきたので、私も
「優秀な女性はエネルギーに満ち溢れてる」
「そして、可愛い、、」
と返しました。
数分空いたあと
彼女はいきなり、LINEで電話をかけてきました。
「会いたい!!」
「そうだね、会いたいね。」
お互いメッセージと違い、気持ちが溢れてうまく言葉が出てこなかったのですが、彼女は、
「◯◯日の◯曜日の13時以降なら時間が取れるから」
と言って電話を切りました。
続く