その1の続き




2回目は最初からホテルです。

前回の宿題の感染症の検査結果を見せました。

もちろん陰性です。


1度大人を経ていることもあり、彼女もだいぶリラックスしています。若い子らしく明るく振る舞い、礼儀を崩さないまま、可愛く上手に甘えてきます。


彼女のいいところの一つとして、シャワーを浴びる際に脱いだ服をきちんとたたむところ。

そういう女性は時々いますが好感が持てます。




早速、一緒にシャワーを浴び、ベッドに移動しましたが、反応は前回と全く同じ、挿入即中イキ。

布団を握って口に咥え、声を我慢するのも同じです。セックスは文句のつけようがありません。



会うペースは中4、5日。週1、2回が希望と伝えています。

次いつ会えるのかをホテルを出る前に必ず聞いてきます。また、少し不安そうに。

次回は5日後に会うことにしました。


都度で会っているので、私の機嫌をそこねないよう、言葉も選びながら気を使ってるようにも感じます。けなげだなと思ってました。


これまでは定期にするにしても、半年くらい経って完全に信頼関係ができてからにしていましたが、

こんな若くて可愛い子を思い通りに弄べることにのぼせ上がっていたので、つい囲い込みたくなって、



「今、お手当は都度だけど、定期にしようかと考えてる」と話すと、



「そう、私もそれを言いたかった!」



とかぶせるように切実な表情で答えました。



「わかった。次からそうしよう。」



定期に移行することにしました。




少し気になるのは

彼女は個人情報の特定につながることは一切話さないこと。

住んでる場所、大学、苗字など。


過去のトラウマから警戒しているのかな?

と考えていました。


それと前回ちょっと考えられないような重い話を聞かされましたが、彼女の振る舞いや表情からはそんな家庭で育ってきた陰のようなものは、どうしても感じ取れません。


あと、大人をするにあたって出してきた条件の感染症の検査結果を見せてもリアクションが特になかったこと。

約束を果たせばよしとしてるのかなと。


ホテルの部屋を出て、彼女を送るタクシーを頼んで待合で2人で待っていた時に、何の話しだったか、刺繍の入った布製の三つ折り財布を見せて、



「ずっとこれを使ってるんだ。これしか持ってないの。」と言いました。



会う時の服装もJKの延長のような少し子供っぽい感じで、普段の生活も質素にしてるんだろうなと思いつつ、

もうすぐ誕生日だと聞いていたので、



「じゃあ誕生日プレゼントに財布を買ってあげるよ。」



「えっ!もし買ってくれるなら、財布よりiPadを買おうと思ってて、足りない分を出してもらえるとうれしい。勉強に使いたくて!」



「iPadなら使ってないのがあるから、それあげるよ。」



「ホント?どのシリーズのiPadかわかったら教えてくれますか?」



「わかった。戻ったら調べて教えるよ。」



財布を買ってあげたかったのになーと思いながらその日は別れました。


夜、iPadの機種を教えると彼女の欲しいものとは違ったみたいで、くれるのは喜んでもらうけど、欲しかったiPadも買いたいから半額程度のお金を補填してくれと言ってきました。



「 、、、」


「使ってないけどいらないわけじゃないから、、、」




ちょっとなーと思いながらも5日後会った際には、約束なので定期代と誕プレ代わりのiPadの補填費用を渡しました。


彼女はお金を受け取ってホッとしたように見えました。


その日のセックスでは彼女はなぜかこれまでのように中イキはしませんでした。


「今日は体調的なものだと思う。」とのこと。


ホテルを出る前に前回と違い余裕がある感じで



「次回はいつにしますか?」



と聞いてきたけど、私が即答しなかったので、


彼女は

「また都合がいい日がわかったら連絡するね!」と言って別れました。




その後1週間を過ぎても全く連絡がなかったので


「先渡しした途端に連絡してこなくなったら困るよ!」とLINEで抗議すると、


「そんなつもりはなかったけど責めるなら、これ以上会えません!LINEもブロックします。」

といきなり終了してしまいました。


結局彼女の身の上話しも含めてどこまでホントなのかさっぱりわかりません。


最初からだます気だったのか、先に定期代を渡したのでやる気がなくなったのか。 


長く付き合えば結果的には数百〜1千万以上を渡すことになるのに目先の金をパクるんだなとガッカリ。


ただ、単価は高くなってしまったけど、3回は存分に抱いたわけだし、金額なんて相対的なもんだと考えようと思ってあきらめました。






それから数ヶ月後、久しぶりに大手交際クラブのUのサイトを開いたらなんと彼女がいます!


銀座のお姉さんが着るような、大きな襟に白いストライプの入った黒い派手なスーツを着てインタビューに答えてます。


オレからパクった金で高そうな服買いやがって!とちょっとムカっとしましたが、面接したスタッフの評価を読むと、私に話した身の上話しと全く同じカミングアウトをしたみたいで、毎年膨大な数のPJさんを厳しい目で面接している海千山千のスタッフがコロリとダマされてます。


こんないい子はいない!みたいな最大評価をされていました。


そりゃ私がパクられるのもムリないな。と変に納得しました。


やられたのは私が1人目か、何人目かだったのかはわかりませんが、その後他のアプリでも見かけましたので、私のあとも誰かやられてるに違いありません。


きっとオヤジ達をだますのは簡単と味をしめたのでしょう。インタビューで不幸な身の上をうれしそうに語るその表情に世の中をなめた感じが漂っていました。