シニア期大切な事 | スタッフブログ

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川崎市高津区にあります田山獣医科病院です。
院内の様子と保護犬&看板犬 ショコラの話などなど涙あり笑いありのブログです!

今は、元気な子たちでも、7歳過ぎると
シニア期と言われています
自分の可愛がっている子が、シニアだなんて
なんだか信じられない、、、そんな感じかもしれませんがワンちゃん、ネコちゃんは人間より長生きはできません😭
ならば、シニア期に何をしてあげたら?いいの?
見た目は変わらずでも、
まずは 健康診断をして現在の状態を知ることは
とても大事な事だと思います
定期的な検診は、比較にもなります

見た目はなんでもなくても、どこかに異常があれば 早期発見に繋がります

そして、10歳過ぎてくると、色々な症状が出てきたり、もしくは、ある日突然 体調崩したり
良くなって欲しい!ご家族、私達スタッフも
1番に願う事です
ただ、以前のように回復が出来ない場合も
高齢の場合は、残念ながら、ほとんどなのが現状です
そんな時 皆さんなら、どう向き合いますか?
何が、最善か? 話をできない動物達の気持ち
知りたいですね、 どうして欲しい?

飼い主様が、その子たちと 長年一緒に過ごしてきた時間、愛情、責任、色々な思いに葛藤されると思います
ただ、私が1つ思うのは、飼い主さんと一緒にいる事 自分のお家で、飼い主さん達の温かな匂い
空気の中でいる事  それが何より 彼らの安心に繋がると思っています

体が不自由になったワンちゃんネコちゃんの介護は大変な事です  
ご飯だって、手作りや、食べれそうな物を刻んだり煮たりして
そうやって やってくれる ご家族をずっと見ているのも彼らです
元気だった時、足元に必ず彼らがまとわり付き
目を合わせてきてくれていたはず

具合が悪くなった彼らは、それでも 飼い主さんご家族を見つめています
愛おしい目をして、見てくれてます

何が最善か?それは、各飼い主さま
によって違っていいのだと思います

病院では、色々なアドバイスをさせて頂きますが、答えは1つではありません


実際、私も自身の犬を三匹介護をしてきました
いい日もあれば悪い日もあり、
今日は食べれた、今日は元気無い、などなど
通院もしました、、点滴もしました、時には、介護疲れになり、
数日病院に預けた事もあります

でも、最後はみんな 自宅で看取ってきました
だから、悔いはありません

悔いのない選択をシニア期を迎えるにあたり
ご家族で、またご自身で考えてみるのも
飼い主様の大切な事だと思います