最近は職場を変えたりとか、個人的な悩みごと(夫婦関係とかではない)とか、新しく始めた資格の勉強とかで、なかなかブログを更新する暇がなく、こんなにも時間が空いてしまいました。


でもこんなときぐらいは更新しないといけませんよね。


第152回・開成学園大運動会が開催されたのですから。


え、別に毎年更新してたわけじゃねーじゃん、と思った方。よく読んでくださっていて感謝です。


その通り。白状いたしますとこのブログは、都合のいい出来事が起こった時だけ更新する、自分勝手なブログなのです。


とはいえ今年の運動会は、必ず更新をしなければと思っていました。

というのも、高校2年生となって、いわゆる開成学園での『色』が決まる学年でしたし、運動会直前に、これまではコロナの関係で開催されなかった『父の会・懇親会』へも初参加(しかもメチャ楽しかった)でき、昨年までとは運動会に向ける意識が違っていたからです。妻とお揃いの組色Tシャツ着て、応援に行っちゃったくらいですしね。


こういうお祭り気分を、皆さんと共有したいなーと思ったから、書きたくなったってワケです。若者かオレは。


まぁそんな気分も、昨年と同じ一回戦負けという結果を持って、言葉通り、冷や水を浴びせるように沈んだんですけどね。


ただ昨年と違い、入場規制が緩和されたことは大きかったです。本来なら、息子の出場する競技の間しか会場に入ることは出来ないはずだったのですが、その前から入場を許可してもらい、会場の雰囲気を長く味わったことで、お祭り気分をより楽しむことができましたからね。


さて、その運動会の感想なのですが…これは息子の学校生活を記すブログを書くとき、いつも言うことではあるんですが、やっぱりいいですよね、こういう若者らしさも、本気で泣けてしまう真っ直ぐさや、情熱の深さも。


でもその裏には、運動会の役員になるための政治的な活動や、本気で勝ちに行くためのシビアな作戦立案などがあるんですよ。子供から大人になる、悩み多きこの時期に、どんなに身に付けて欲しくても、授業や教科書では身につけることのできないことを、その身をもって経験できるというのは、普通の中等教育でできることではないでしょう。


ぼくは開成の、こういうところにこそ、価値を感じます。サイコーだぜ!と思います。アホっぽい言い方ですが。


さて、一回戦で負けたとは言っても、運営の主軸を任される学年です。その責務を果たすため、朝5時過ぎの始発で学校に向かい、帰宅したのは夜10時。ブラック企業もビックリの拘束時間ですが、彼らは惜しむことなく、嫌がることもなく、その時間を使えるんです。運動会の成功のために。


そりゃあ雨雲も、運動会当日くらいは、その活動を遠慮してくれますわ。


この経験が、すぐに活かされるわけではありません。まして大学受験になんて、ひとつも役に立たないんじゃないでしょうか。


でも、生徒一人ひとりの心を支える、強固な軸になると、ぼくは思っています。


そんなわけで、2時間近く押した閉会式まで、配信されたライブビューイングに釘付けだった、ある父親の喜びの声でした。


ちなみに結果は僅差の2位でした!