ひと通り終わりましたねぇ。

 

いちおうこのブログは中学受験をメインに書いてるつもりなんですが、ぼくには中学受験ロス的なものが全くなかったので、娘の桜蔭受験が終わった時点で、けっこう興味を失ってしまったんですよね(このブログの更新が滞りまくってるのも、それが大きな原因)。

 

まだ残ってる興味といえば、2月の勝者の続きと、各塾がどれくらいの合格実績を出したのかなぁ、ということくらい。

 

というわけで、ささっと調べてみますと〜…やっぱりサピックスは絶対的ですなあ。相変わらず280人近くを開成に合格させてます。

 

でも、ウチの息子が開成に合格した5年前と比べて、およそ1200人ほど生徒が増えてるにも関わらず、合格者が横ばいってのはいただけませんよね。夢の『開成生=サピックス生』と言えてしまう300人超えはしたいところです。

 

合格者率は下がっている…ということは、サピックス上層部も気にしてるんじゃないでしょうかね。

 

でもその前に、サラッと言いましたけど、ひと学年で1200人も生徒が増えるって、実はそっちの方がヤバいっすよね。学費上げてコレですよ。6年生の1年間で150万支払う家庭が1200軒も増えるて。

 

単純計算しただけでも、18億円の増収?中学受験塾のモンスターですよね。

 

すごいことなんですけれど、たぶん、こういうところから崩れていくんだろうなぁと思います。かつての四谷大塚や日能研だって、今よりも多くの有名中合格者を輩出していたわけですからね。

 

言葉を選ばずに言ってしまうと、もともと開成や桜蔭などの名門中学に受かるような能力のない子が、1年生の頃から席を確保し続けてしまって、本当に能力のある子の座る席が残ってない、というのも、大きな原因のひとつなんじゃないでしょうか。

 

まぁぼくが思いつくようなことに、サピ上層部が気付いてないワケがないんで、こういう問題にどう対応していくのか、興味深くはあります。

 

そうやって溢れ出ちゃう子供たちや、能力のある子でも、お金がなくてサピックスに通えないような子の受け皿になる塾が、次の王者になるんだろうなぁ。やっぱりグノーブルなのかな。それとも四谷大塚や日能研と同じ轍は踏むまいと奮起して、サピックスが王座を堅持し続けるのか。

 

とか考え始めるから、塾の合格実績は見続けちゃうんですよね。

 

そんなことを考えている間に、息子が大学受験を意識せざるを得ない時期となってきましたよ。月日が経つの早いっす。

 

次からはそんなことも書いていこうかなと思います。