マイナンバーで副業がバレる!? | 3分でわかる!会計事務所スタッフ必読ブログ

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こんにちは!税理士の高山弥生です。

もうマイナンバー詐欺が出てきましたね。
マイナンバーと言えば妙に不安を
煽れるのでしょうか。

お金を渡してしまった方もいるようで・・・

個人カードが来年一月から交付されたら
さらにそういう詐欺が出回りそうです。

みなさん、気を付けましょう!






さてさて、今日は非常に多いこの質問。


マイナンバーで副業がバレちゃうの?


・・・てか、私としては、こんなに
副業をなさっている方がいるんだ!
という方がビックリです。

副業をこなすには
時間も体力も必要ですもの、
すごいなあと思います。



いやいや、
マイナンバーでバレるんじゃないんです。


マイナンバー以前に、
バレてしまう可能性はあったんです。




副業の所得の種類が何かによって
変わってきます。


本業が給与で、副業も給与の方は、
今までバレてなかったのは
幸運ですね(笑)


本業のお給料から住民税が天引き
されていると思いますが、
その金額は本業+副業の住民税。

経理担当者や人事担当者などが
なんでこの給料でこんな住民税高いの?
と今まで気付かなかっただけなんです。




キャバクラなんかのオネエサンは
おそらく給与ではなく報酬ですね。


そうすると、
確定申告のときに別表2で
住民税の給与以外の納付方法を
「自分で納付」にすれば

副業分の住民税は
本業の給料から天引き
されませんから、
天引き額の増加によって
副業がバレることはありません。



キャバクラのオーナーさんによっては、
オネエサン方に気を遣って(何の?)

源氏名とか架空の住所、名前で
支払調書を作成している方も
いるみたいです。


あとは、そもそもオーナーさんが
本当の住所、名前を知らないとか。



今後は支払調書に
オネエサンのマイナンバーを
記載しなくてはならないため


源氏名などのウソの
支払調書は作れなくなります。


オーナーから、
オネエサンにいくら支払ってますと
支払調書が税務署に出ているのに

オネエサンが
キャバクラの報酬を確定申告して
いなかったら


それはバレてしまう可能性が
高いです。


これは、マイナンバーで
個人が特定できるために
副業がバレる、と言っていい
一例かと思います。


そんなこんなで、夜の街が
暗くなってしまうのではないかと
心配なさっているオジサマも
いるとかいないとか






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