カリスマタクシー ドライバー 下田大気さんによる勉強会  | タクシーコンサルタントのブログ

カリスマタクシー ドライバー 下田大気さんによる勉強会 

 本日、下田 大気さんのカリスマ相談会に参加され、弊社からの紹介で企業に入社された方の勉強会が

行われました。 お一人、経験者の方がいらっしゃいましたが、ほとんどの方がまだ経験の浅い方です。

 「何が分からないのかが分からない」と、正直に言われた方がいらしたのですが、絶対に正解などないの

がこの仕事だと思います。 下田さんのアドバイスは経験則に基づいた極めて実戦的で具体的なものです

から、そのまま実践するのはもちろん、アレンジしてもよろしいかと思います。 勤務地・無線グループは

一律ではありませんし、『限られた時間で効率的に行うこと』という幹の部分が揺るがなければ、可能性は

拡がるはずです。


 どの仕事にも成功する法則があるかと思います。 経験して得ることもあるでしょうし、センスも問われる

かと思います。 センスと言ってしまうと、にべもないですが、センスはヒントによって開花する場合があり

ます。 重要なことは、ヒントをキャッチできないと、元も子もないということです。 人によってアンテナの

張りめぐらし方、情報収集の仕方はまちまちかと思います。 今回のような勉強会への参加も方法のひとつ

ですし、班毎にミーティングを行ったり、流し方研究会などを行っている企業も有りますので、貪欲に活用

することも、また大切なことかと思います。 下田さんは「運試しに○○につけてみては」という言い方をされ

ていました。 密林を山刀で切り拓いた人がいるから、道ができ、ひいては畑が出来るわけです。 「運試し

に」という言葉の中に、「まずはやってみようよ」という開拓精神が込められているかと思います。


 下田さんの話を聴かせていただいて、今更ながら思うことは、『情報は生きものだ』ということです。

 曜日・時間帯・季節・天候によっても車を流す、つける場所は違うのはもちろん、社会情勢によっても変わ

るということを改めて感じました。 「○○駅の南口は、以前はタクシーがかなりの台数停まっていたけど

今は数台しかいない。ここは狙い目ですね」という活きた情報は、活魚でいうところの足の早さもあるでしょう

から瞬発力と、冷静な状況判断が必要かと思います。 


 確か、喜劇役者のバスター・キートンだったと思いますが、『ゆっくり考え、素早く行え』という名言を

残しています。 タクシーの業務の場合、乗務中にゆっくり考えてはお客さま・他の車両に迷惑ですし、素早

く行うことでスピード違反で挙げられでもしたら本末転倒です。 ここでは、乗務以外の時間に作戦をゆっく

りと練り、臨機応変に安全・迅速に行動するということに置き換えたいと思います。 各企業の営業成績の

良い方とお話をさせていただいていると、この言葉を思い出します。 あと、皆さん気くばりも巧みですね。

 この辺りにもヒントが隠されているような気がします。 下田さんは、いつお会いしても感じが良いですし

『接客の良さは、売り上げに比例する』という言葉の証左になるようなドライバーさんと、これまでも随分

お会いしてきました。


 今回、お集まりくださった皆さんは、意識の高い、向上心の塊のような方々です。 そのような方が報われ

る仕事であってほしいと思いますし、そうでなければウソだと思います。


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