久しぶりの更新です。
コメントの返信が追い付かなくて申し訳ございません。

今日は三か月振りの主治医の診察です。
膀胱鏡による検査と先日撮影したCTの結果から現在の状況を見ます。
リンパ節再発に対する化学放射線療法の終了から4か月、前回の検査からは3か月になります。
左腎門部の傍大動脈リンパ節の再発が大きくなっていたり、個数が増えていたり、遠隔転移が出現していたら次の治療を始めなくてはなりません。

結果から言うとCTの画像上の増悪はなく、また1月の治療開始時と比べて放射線をあてたリンパ節が縮小していました。
シスプラチン+60Gyの化学放射線療法の効果は確かにあったようです。

画像を見ると確かに細くなっています。
このくらいで縮小が止まって残ることが多いそうです。

これまで画像を印刷して渡されたことは一度もなかったのですが、あらかじめ比較用のプリントが用意されていました。
初めてのことなので、もしかしたら何かに使うのかもしれません。

膀胱鏡検査でも膀胱内再発はありませんでした。
腎盂・尿管癌は尿中にこぼれ落ちたがん細胞により膀胱内再発することが多く、半数以上の人が経験するそうなのですが、今回は問題ありませんでした。
膀胱内再発は二年以内に多いそうなのでまだまだ安心できません。


今日は問題なくクリアすることができましたが、ただでさえ悪性度が高い腎盂癌の、しかも手強い再発癌ですのでいついかなるところに出てきても文句は言えません。
今日は再再発が確定する日ではなかったというだけで、まだ気を抜くことができないのです。
縮小したリンパ節転移の中に一匹でも分裂できるがん細胞の生き残りがいたら負けなのですから、分の悪い勝負であることに変わりはありません。
主治医によると今後も厳重に経過観察を続けないといけないとのことで、次は三か月後にCTを撮影することになりました。

次の検査を無事迎えることができたら告知から2年になります。
当初はステージ4の腎盂癌で「2年生存率10%」というところから始まったこともあり、2年の節目をずっと目標にしていました。
次の目標はオリンピックです。
チケット抽選にすべてはずれてしまいましたが、再チャレンジを頑張ります。

色々と悩みやトラブルは尽きませんが、とりあえずこの3か月を頑張って過ごしたいと思います。