今日も放射線治療と併用のシスプラチン投与のため一日中点滴です。
まだまだ点滴が終わらず寝られません。

ここ数日、インフルエンザにかかっていないか不安なまま過ごしていました。
先週の金曜日、朝の回診に付いてきた研修医の先生がインフルエンザであることが発覚し、ちょっとした騒動になりました。
予防的措置のためタミフルを一週間予防投与することを提案されましたが、後にも先にも一度しかない根治の機会なのに治療について余計なファクターを増やしたくないし、タミフルの副作用のリスクも無視できないし、かといって発症すると治療がめちゃくちゃになるので避けたいし……と非常に悩ましい状況になってしまったのです。

インフルエンザの予防接種をしていることや、ほんの少しの接触であったこと、感染していた先生が咳やくしゃみなどをしていなかったことなどから感染していないことを信じてタミフルを飲まずに不安な週末を過ごしました。
結局潜伏期間を大きく過ぎても熱は出ず、どうやらインフルエンザにはならずに済んだようでした。
これで一安心です。

ずっと接触していたはずの主治医の先生も無事のようでした。
どんな工夫をしているのかはわかりませんが、さすがプロは違いますね。
インフルエンザは重症化を防ぐことや感染を減らすことはできても完全に防ぐことは難しい病気ですので、こんなこともあるのでしょう。
皆様もぜひご注意下さい。