今日は怒涛のセカンドオピニオンウィークの中日です。
治療関連の予定を入れず一日中仕事をして過ごしました。
年末の繁忙期ということもあり目が回るほど忙しいです。

さて、話題の光免疫療法の治験第三相がいよいよスタートしたというニュースをキャッチしましたので共有いたします。
いつも大変勉強になる記事を掲載して下さっているオンコロさんからです。

「光免疫療法 ~第3相試験LUZERA-301が開始、期待される治療法、臨床応用への最終段階へ~」
https://oncolo.jp/blog/181219k01

こちらの記事は光免疫療法のそもそも論から現場情報や学術界の動向、今後の治験についてまで詳しく掲載されており、非常に読み応えのあるものとなっています。

光免疫療法は私がちょうど告知を受けて治療を始めた昨年の秋口から年明けくらいにかけてメディアで盛んに喧伝されており、「この治療に間に合えば私も助かるかもしれない」と心の頼りになっていた治療法の一つでもあります。
まだまだ夢物語と思っていたのですが、思った以上にスピーディーに実用化されそうで興奮しています。

中でも、国立がん研究センター東病院の治験担当の先生が
「ここまであからさまに効果がある治療は類を見ない。ぽろぽろと落ちる感じ」https://oncolo.jp/blog/181219k01 より
とおっしゃっているというのには相当な期待を持っていいのではないでしょうか。
もちろん過剰な期待は禁物ですが、有効な武器の一つとして実臨床に登場した暁には今よりもっと沢山のがん患者が助かると信じております。

最近開催された日本肺癌学会学術集会にて開発者の小林先生の特別講演があったそうで、「肺癌学会学術集会での小林先生の講演を聞いた出席者が少なかったことに、日本の肺がん専門医の注目度の低さが伺え、このことは初期の免疫チェックポイント阻害薬に似ているような気もしました。」 https://oncolo.jp/blog/181219k01 より
と書かれていたことも気になります。

記事中で紹介されていた光免疫療法についての動画が非常にわかりやすかったです。

英語がわかりづらいという方はぜひyoutubeの字幕機能で自動翻訳を使ってみて下さい。
人工知能がナレーションをばんばん日本語に訳してくれます。

何はともあれ「光を届ける」というフレーズが気に入りました。
光が一日も早く届くように、そして光が届く日に間に合うように、頑張って生き延びたいです。