今日は仕事→八重洲クリニックにてDWIBS撮影→仕事と忙しい一日でした。

DWIBS(拡散強調MRIによる全身スキャン)により転移がよそに飛んでいないかの検査です。
撮影自体は30分くらいで終わりました。
3.0テスラと強力な磁気をかけるため撮影も早く終わるようです。

検診専門のクリニックなので、流れ作業で各フロアをどんどん移動しながらの受診でした。
8台くらいのMRIが稼働していました。
他にもCTなどもあり、さながら画像工場のようでした。
同時に働いているスタッフの方々は見えるところだけでもゆうに30~40人はいらっしゃるようでした。
高価な機械が沢山あり人も沢山使っているのを見て、職業柄仕方ないことですが、採算や収益性などが気になって仕方ありません。
私は今回は主治医からのオーダーなので保険適用のため、25820円の3割負担で7750円でした。
MRIの3.0テスラの機械は、ここには書けませんが民間の病院が購入する場合にいくらくらいするのかを私は知っているので、この機械を何台も並べて家賃の高い場所でこれだけ人を使うとどのくらい自由診療を受ければ収益が上がるのだろうかと頭の中でざっくり計算してしまいました。
職業病なので仕方ないです。

これまでは帳簿の上でしか見たことがなかった病院経営ですが、患者の目線で見てみると一味違います。
ちょっとした社会科見学のような一日でした。