今日はPET-CTを撮影しました。
放射線標識された薬剤の注射をするために出てきた医師が、見るからに初めてそうな若い研修医でした。
私も病歴一年二か月となり、患者としての若葉マークが外れたため、初めての処置にチャレンジする不安そうな研修医を雰囲気で見分けられるようになりました。
きちんとできるか親のような目線で心配そうに見守ってしまいます。
私は少し血管がみつけにくい体質な上、8クールに及ぶ抗がん剤の点滴と頻繁な血液検査で血管が固くなっているため結構難しい部類に入るようです。
今日の担当の研修医はきちんとできるかなと見ていたのですが、一度針を刺して、もごもごと色々なところを刺し直したりぐりぐりやったりしたのですが結局失敗し、横で見ていたベテランの医師に交代してしまいました。
悪いことをしてしまったかなと少しばつが悪かったです。

PET-CTは問題なく撮影し、仕事に戻りました。
夜からは毎月恒例の税理士仲間でしている勉強会に行きました。
ボーナスシーズンだからでしょうか、税金高いねという話題になりました。
経営者としてはボーナスを一生懸命払うのに、スタッフがもらう手取りがなんと少なくなってしまうことかといつもながらびっくりしてしまうのです。
我々は仕事柄、税の内訳や給与から引かれるものの内容がわかるので何がどう高いとかこんな仕組みになっているかということを知っていますが、この総支給額と手取りの差の大きさには改めてみな驚くばかりです。
税金について知っている我々から見てもこれはあんまりだという話になりました。
年内には来年度の税制改正を取りまとめた税制大綱が出ます。
この重税感はきっとまた変わらないままでしょう。
来年の10月からは消費税も上がります。
「黙って働き笑って納税」というスローガンが大日本帝国にはありました。
誰のために働くのか、家族のためなのか国のためなのか、ますますわからなくなるような税制になってきています。