前回に引き続きテレビ番組の情報の共有です。
「がんとお金」という問題についての特集が明日の朝8:15分よりNHK総合のあさイチにて放映されるそうです。

番組ウェブページ: “がん”になった時のお金の話|NHKあさイチ 

いまや2人に1人がかかる「がん」。つらい治療はもちろんのこと、重くのしかかってくるのが「お金の問題」。がんと診断されたあと、仕事を辞めるなどして収入が40%低くなっているという調査結果もあります。抗がん剤や放射線治療は長期間受け続けなければならないなども家計の大きな負担となります。この長期戦となるがんとのつきあいをどう切り抜ければいいのか。がんの経験者やファイナンシャルプランナーなどに徹底取材!万全だと思っていた保険の落とし穴や、お金がかかった「意外な物」などを明らかにしていきます。他人事と思っていたらいつ「自分事」になるか分からない「がん」。治療に専念するためにもお金の問題を考えてみませんか?
http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/181010/1.html より

私も税理士という仕事柄、「がんとお金」については非常に興味を持っています。
以前臨床腫瘍学会でがんとお金と仕事についてNPO法人がんと暮らしを考える会の社労士の先生がして下さった講演をまとめた記事はこちらです。

 

20世紀には多くのがん患者は短期での死亡あるいは完治しかありませんでした。
しかし治療の飛躍的な発達により、中長期的にQOLを保ったまま治療を続けるがん患者が沢山社会に登場することになりました。
それに伴い「がんとお金」や「がんと就労」という新しい問題が出現し、大きな課題として立ちはだかるようになったのです。
このような現象は悪いことではなく、がんで死ななくなる時代が訪れてがんが単なる慢性疾患の一つになる前触れです。
新しい時代を迎え撃つために、今からできることをこつこつとことをしていきたいものですね。