今日は午後から主治医の診察でした。
8月に他施設で撮影したPET-CTと先週撮影したCT、今日の膀胱鏡のデータから再発しているかどうかをチェックします。
先月経過観察に入って以来初めての診察です。

残念ながら再発していました。
CTに1cm程度の影が一か所ありました。
PET-CTでは何もなかったのですが、CTには初発のリンパ節転移と同じ場所の傍大動脈リンパ節にあってはいけない大きな影がありました。
膀胱鏡は問題なしでした。

PET-CTではなかったのにCTで見つかったことについての主治医の説明によると
①がん以外の術後病変である可能性
②抗がん剤治療後にPETに写らなくなることがある
③PETで引っかかるほどの大きさがなかった
という三つの可能性が考えられるようです。
ただし主治医の経験上、このCT画像は①の術後病変の可能性は低くおそらく再発だろうとのことでした。

近接リンパ節の一か所なので局所再発として根治治療が可能なのではないかと私は思っていたのですが、主治医によると手術は一回したので再手術は場所的に難しく不可能、放射線も当てることはあるがまだ目に見えない転移がある可能性が高いとのことで否定的でした。

11月末にCTを撮影し、大きくなったり増えたりしていたら再発が確定するとのことです。
腎盂がんは腫瘍マーカーがないため、腫瘍の増悪くらいしか再発の判定に使えるツールがありません。

とりあえず11月末のCTの予約とセカンドオピニオンのための資料をお願いしてきました。
再発したら行こうと決めていた先生のところで放射線の適用が可能かどうかご意見を伺いたいと思います。

術後の病理検査の結果のあまりの悪さから再発はほぼほぼ確定だったのですが、いくら何でも一番最初の経過観察で出るはずはないだろうとたかをくくっていたところもありました。
すぐの再発なのでおそらく手術の時点ではそれなりの大きさはあったのではと思います。
リンパ節郭清したエリアの少し外側に取り残されてしまったのでしょう。
主治医によると血管の陰に隠れているなどで取り残されることもあるそうです。
術後の抗がん剤治療が効かなかったことからGC療法耐性タイプです。
これは手強い戦いになりそうです。

これから家族を招集し緊急家族会議をします。
完全復活宣言からわずか10日、早すぎる再発でした。
これから一体私と私の家族、事務所はどうなってしまうのでしょうか。
決めなくてはいけないことを決め、納得がいくまで話をつけておきたいと思います。