GC療法第8クールday2、シスプラチン投与の日です。
シスプラチン投与自体は二時間ですが、腎臓へのダメージを抑えるために前後に大量の水分と利尿剤を点滴する必要があるため朝から深夜までの長丁場です。
昨日のジェムザールの副作用で気持ち悪いですが今のところ何とかなっています。

明日からまたシスプラチンの副作用が始まります。
今回もしゃっくりが止まる食品を探すため色々なものを持ち込んでいます。

シスプラチンの副作用であるしゃっくりについての発表を先週の臨床腫瘍学会のポスターセッションで見ましたが、それによるとしゃっくりには報告が少なくガイドラインが存在せず、あまり整備されていないようです。
この津山中央病院のグループの発表によると、後ろ向きにシスプラチン投与例を検討したところ、男性は31%女性は5%にしゃっくりがみられ、体重と弱い相関が見られたとのことです。
私はメタボ男性というしゃっくり出現例の典型的な個体なのでどんぴしゃです。
またしゃっくりが発生するのは投与翌日が最も多く、早くしゃっくりが出る人ほどグレードが高いようです。
対症療法としてはメトクロプラミド、クロルプロマジン、芍薬甘草湯、柿のヘタ、氷水などを試したそうです。
前回のシスプラチン投与の時に私が試して効果があったポッカレモンやみかんはなさそうです。

まだまだ今日の長丁場は終わりそうにないですが、仮眠を取りつつ頑張りたいです。