GC療法第7クールday15、ゲムシタビン三回目の投与の日です。
GC療法(28日サイクル)は、ゲムシタビン三回、シスプラチン一回を
day01 ゲムシタビン
day02 シスプラチン
day08 ゲムシタビン
day15 ゲムシタビン
という順番で投与するレジメンです。

day15のゲムシタビンはシスプラチンによる骨髄抑制のピークと重なるため、半分以上の人がスキップするそうです。
そのため最初からこの日を省いた21日サイクルや、28日サイクルのままday15の投与を行わないレジメンが存在しています。

私は第4クールからday15の血小板が投与基準の7万個/μlに届かず三回目の投与をスキップしています。
前回はとうとう輸血基準のぎりぎりまで血小板が低下し大変な思いをしました。
今回ももしかしたら輸血が必要なのでは…と一応輸血のための入院の準備をして行きました。

今日の血液検査の結果はこんな感じです。

前回の骨髄抑制の結果を踏まえて抗がん剤を60%に減薬したのが幸いしたのでしょうか。

一番の懸念の血小板が4.5万個/μlと輸血ラインの2万個/μlを大きく上回っていました。

入院せずに済んだので明日と明後日の仕事の予定をキャンセルしなくて済んだ…とほっとしたのもつかの間、「もしかして減薬しすぎて抗がん剤自体が効いていないのではないか?」と不安になってしまいました。

不安な時はとりあえずデータを見ようということで第7クールの血液検査結果を見直してみました。
血小板の値は
day00 27.0個/μl
day07 17.2個/μl
day15 4.5個/μl
と順調(?)に減少していました。
減薬したとはいえゲムシタビンもシスプラチンも相当効いています。
どうやら無用な心配だったようです。

今回は難を逃れたとはいえ相変わらず好中球がとても低いので継続して感染対策が必要です。
またヘモグロビンが貧血まではいきませんがなかなか怪しくなってきました。
GC療法も7クール目までくると副作用の蓄積があるのでこんなものでしょうか。
一昨日の夜あたりから倦怠感が出てきています。

来週の臨床腫瘍学会までに何とか体調を整えてよいコンディションにもっていければなと思います。