本日は税務の話ではなく、税理士という資格についてお話できればと思います。

主に私が税理士資格を目指したきっかけや、資格取得後のキャリアについてお話させていただきます。

少しでも税務の興味のある方が増え、税理士を目指す方が一人でも増えればとても嬉しく思います。

 

 

 税理士を目指したきっかけ

 

私が税理士を目指したのは社会人になってからです。

そのきっかけは、当時勤めていた会社でファイナンシャルプランナーの資格を取得する必要があり、その勉強をしていたときに、どの科目にも税金がついて回って面倒だなと感じたことでした。

世の中には税金がついて回るし、税務は複雑でよくわからないと感じた私は、逆にこの分野を極めたら引く手数多な人間になれるのではないかと考えました。

そこで税務のプロということで税理士が頭によぎり、税理士試験について調べてみました。

すると、税理士試験は科目合格制でしたので、毎年1科目ずつでも5科目合格できれば税理士になれることが分かりました。そのため、社会人でも仕事をしながら挑戦できることから試しに受けてみようと思ったことがきっかけでした。

 

 

 資格取得後のキャリア

 

試験勉強期間中は本当に辛かったし、何度も挫折を味わいましたが、この話は別の機会にできればと思います。

今回は勉強期間中の話は飛ばして、資格取得後のキャリアについて話させていただきます。

結論から申し上げると、資格取得後、私は勤めていた会社を退職し、BIG4と呼ばれる税理士法人へ転職しました。

この転職については、かなり悩みました。今までのキャリアを捨てて1から税務の世界に飛び込むことになるので、うまくいかなかったら後悔するのではないか等、不安を感じておりました。しかし、最終的には「転職をしないで後悔するより、転職をして後悔したほうが良い」と考え、転職を決意しました。

いざ転職を考えたときに、どうせやるなら大企業相手に国際的な税理士を目指したいと思い、いわゆるBIG4(Deloitte, EY, KPMG, PwC)で働きたいと考えるようになりました。

幸いにも内定をいただけたので、働けることになったのですが、初めの1~2年は仕事の進め方も良くわからない状態で大企業のクライアントを担当することになったり、私より税務の知識を有している方が窓口になったりと大変な苦労をしましたが、なんとか必死に食らいついて仕事をしておりました。

その後もひたすら仕事をして、マネージャーまで昇進はできましたが、そこまでで税理士法人は退職しました。

この間の辛い話や失敗談はたくさんあるので、別の機会にお話しできればと思います。

 

 

 まとめ

 

今回は私の話が中心になってしまい、申し訳ございません。

ただ、社会人になってから仕事をしながらでも取得できるので、興味があれば税理士に挑戦してみてもらえたら嬉しいです(試験勉強はつらいですが)。

資格取得後のキャリアについては、独立開業を目指す人が多いと思いますが、私のように企業の税務部門に勤務する人もいます。

どの道を進むかは自分で決めることになりますが、そのためには何をしたいのかを明確にすることが大事だと思います。

私は国際税務に携わりたいと思っているので、独立開業するとその機会が減ってしまうのではと考えたため、グローバル企業の税務部で働くことを決めました。

今日の話に少しでも興味をもっていただけたら幸いです。

 

追伸

先日、子供の七五三のために着物を作り、着物の奥深さを実感しました。

現在、こちらの本で勉強中です。