アメリカより遊びに来ている伯母さんの話です。

アメリカには年末調整という制度がなく、毎月の給与から税金を天引して納税はされているのですが、会社ではその税金の精算はしないようです。

また、預金利息などについても、日本では税金が差し引かれ(源泉分離課税)た後入金されますが、アメリカでは税金は差し引かれずにそのまま入金されるそうです。

そのため、年度末を過ぎるとそれら収入の資料が、それぞれ作成会社(勤め先の会社や口座を持つ銀行など)から送られてきて、自分で確定申告するのだそうです。

当然アメリカにも税理士事務所のようなものがあり、その時期になると広告なども入ってきて、自分で申告しない人はそこに依頼するとのこと。

アメリカ人の伯父さんもそのような事務所に頼んでいるのですが、報酬はだいたい120ドルといっていました。翌年は依頼した事務所よりクーポンのついたはがきが送られてきて、それをもっていくと20ドル割り引いてくれるそうです。


日本のサラリーマンは年末調整という制度により税金のことをあまり知らなくてもすんでしまいます。

でも、近年起業する人が増えております。そのようなときのためにも、税金のことをもっと勉強しておいたほうが良いかもしれませんね。