皆様、こんにちは。
今年5月に確定拠出年金制度の改正法が可決され、平成29年1月より制度改正が行われます。
この改正の大きな目玉は、個人型確定拠出年金制度の改正です。
個人型確定拠出年金の加入者は現状20万人程度ですが、改正後は900万人を超えるとも言われています。
大きな改正点は以下の通りです。
①加入対象者の拡大
これまでは、企業年金制度のある会社員の方や、公務員の方、専業主婦の方などは、個人型確定拠出年金に加入できませんでした。(現状の20万人程度いる加入者の大多数は自営業の方だと思われます)
しかし、制度改正後はこれらの方でも加入できるようになり、国民に広く門戸が開かれます。
②掛け金の支払いが年単位に
これまで掛け金は、毎月一定額を口座引落しや給与天引きで支払うことになっていましたが、改正後は掛け金を年単位で設定することが可能になります。
そのため、毎月の掛け金を低くしてボーナス時に残りを支払うことや、年の途中から加入してもその年分を一括で支払ってしまうことが可能になる予定です。
個人型確定拠出年金は、支払った掛け金が全額所得控除になり、掛け金を運用して得た収益も非課税、60歳以上になり解約して資金を引き出す際も退職所得等と認められ税制優遇が受けられるなど、非常にメリットのある制度です。
これまで加入者の少なさから知名度が低かったのですが、今後は大注目の制度となりそうです。
改正の骨子は出ているものの、詳細な改正後の制度運営についてはまだ決められていない部分もあるため、今後も制度改正の行方を注視していきたいと思います。
高橋
今年5月に確定拠出年金制度の改正法が可決され、平成29年1月より制度改正が行われます。
この改正の大きな目玉は、個人型確定拠出年金制度の改正です。
個人型確定拠出年金の加入者は現状20万人程度ですが、改正後は900万人を超えるとも言われています。
大きな改正点は以下の通りです。
①加入対象者の拡大
これまでは、企業年金制度のある会社員の方や、公務員の方、専業主婦の方などは、個人型確定拠出年金に加入できませんでした。(現状の20万人程度いる加入者の大多数は自営業の方だと思われます)
しかし、制度改正後はこれらの方でも加入できるようになり、国民に広く門戸が開かれます。
②掛け金の支払いが年単位に
これまで掛け金は、毎月一定額を口座引落しや給与天引きで支払うことになっていましたが、改正後は掛け金を年単位で設定することが可能になります。
そのため、毎月の掛け金を低くしてボーナス時に残りを支払うことや、年の途中から加入してもその年分を一括で支払ってしまうことが可能になる予定です。
個人型確定拠出年金は、支払った掛け金が全額所得控除になり、掛け金を運用して得た収益も非課税、60歳以上になり解約して資金を引き出す際も退職所得等と認められ税制優遇が受けられるなど、非常にメリットのある制度です。
これまで加入者の少なさから知名度が低かったのですが、今後は大注目の制度となりそうです。
改正の骨子は出ているものの、詳細な改正後の制度運営についてはまだ決められていない部分もあるため、今後も制度改正の行方を注視していきたいと思います。
高橋