東北地方の被害があまりにも大きく、この地域の被害についてはあまり知られていません。
確かに身体的被害を受けた方はいませんでしたから当然です。
が、カキ筏がほぼ全滅です。
関係者に聞いても、こんな事は初めて…とのことでした。
これは少し前まで保育所だったところ。
雨上がりのグランドみたいですが、これは海水です。
津波の跡ですね。
これは海に繋がる水路。
津波に押し込められるように、筏がところ狭しと詰まっていました。
現在は地元の男海女(おとこあま)を中心にした復旧活動が進められています。
ところで最近になって・・・
「ちょうどシーズン終わりで良かったな」
と慰めの言葉をいただくことがあります。
が、実はこの筏には来年出荷する種牡蠣(たねがき:牡蠣の稚貝)が吊るしてありました。
つまり、来年の出荷は現時点で…
見込みなしです。
収入の見込みも全く無いということです。
こんな状況下、普通なら滅入ってしまうところですが、地元の関係者は意外にも冷静かつ気丈でした。
というのも、この種牡蠣、実は仙台から仕入れているんです。
仙台では、種牡蠣どころか工場を失った方、家を失った方、中には今だに連絡が取れない取引先もあります。
そんなこともあって、地元の浦村かきの養殖業者は「このくらいで落ち込んでばかりいられない」…ということだと思います。
そして、すでに再来年の出荷に向けて動き出しています。
このメンタリティ、見習いたいと思います。
~お知らせ~
伊勢市小俣町にあるMANYO
では、東北地方太平洋沖地震により被災された方々を支援するため、義援金の募金箱を設置しています。
お立ち寄りの際は皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。




