いやはや、本当にこの国は惨めでさもしい貧困国に成り下がったものですね。

 

自分の子どもすら満足に養えない家庭がこうしてクローズアップされるだなんて、

 

ツイ主氏の仰る通り、「終わり」を予感せずにはいられません。

 

思うに、国民の暮らし向きがここまで悪化してしまった最たる要因は、

 

「夫婦共働き」が当たり前になってしまったことにあるのではないでしょうか?

 

「女性が活躍できる社会」などという美辞麗句にほだされて、労働者全体の給料水準が抑制され、

 

結果として、一家の大黒柱が稼げなくなった。

 

我が家は昔ながらの「一馬力」で、妻は専業主婦なんですけど、

 

そんな世帯は、もはや絶滅危惧種に等しいのでは?

 

多くの家庭では、年端もいかない幼子を保育施設に預け、

 

母親もしゃにむに働かなければ生活が成り立たない。

 

団塊ジュニア世代である私が子供のころは、

 

放課後や夏休みなんて、友達同士で集まって好き勝手遊んでいたものですが、

 

それは、地域に大人(主にお母さん)がいたからこそ。

 

現代では、ほとんどの家庭が共働きで日中はもぬけの殻ですから、

 

子どもたちは学校が終わっても「学童」なる施設に押し込められて自由に遊びまわることもできません。

 

こんなにも窮屈で余裕のない社会に、明るい展望など見い出せないでしょうに。

 

客観的に考えて、昭和のライフスタイルの方が恵まれていたのは明らかなのに、

 

圧倒的多数の日本人は、現状に疑問すら抱かない。

 

「共働き」だけではなく、「レジ袋の有料化」だったり、「マスクの着用」だったり、

 

お仕着せの制度やルールに唯々諾々と従うばかりで、それらがどんなに不条理であっても決して変革を望まない。

 

それどころか、不毛な同調圧力を醸し出して、少数派を白眼視する。

 

例えば、裕福で恵まれた境遇にある者を認知すれば、

 

「自分もそんなふうになりたい」と思うのではなく、

 

「金持ちを自分と同じ立場へ引きずり下ろすこと」を志向するのが日本人クオリティ。

 

かくも性根の腐ったクズの巣窟みたいな国に、夢も希望もあろうはずもない。

 

辛辣ですが、当たらずとも遠からじではないかと自負しています。



(2741番目の惨状)