先般、筋肉弁護士こと桜井ヤスノリ氏のTwitterアカウントが、

 

規約違反で凍結される運びとなり、TLで話題になっていました。

 

コロナ禍という狂騒において、「反マスク」の急先鋒として舌鋒鋭く持論を展開していた彼は、

 

私を含め、「付和雷同を良しとしない者」から支持を集める一方で、

 

彼自身の信念に反する者に対しては、誰かれ構わず罵倒を厭わない攻撃的なスタンスは、

 

賛否が分かれるところではありました。

 

私自身、桜井氏を全面的に擁護するつもりはないんですけど、

 

率直に申し上げて、昨今「誹謗中傷」の定義が拡大解釈されすぎなのではないかと感じられてなりません。

 

このたびの「凍結」の経緯は存じ上げませんが、

 

桜井氏の凍結を支持する某アカウントの方は、

 

「実際に自分が誹謗中傷されたから当然」

 

と仰っていました。

 

もちろん、それは当の御本人の感じ方ですから否定するつもりは毛頭ございません。

 

ただ、あくまでも個人的な意見ですけど、

 

匿名のSNSの場で、口汚く罵られたとして、だからなんだというのでしょうか?

 

誹謗中傷という言葉の意味を改めてひも解いてみますと、

 

特定の人物(組織も含む)に対して、侮辱や嫌がらせ、デマ情報、嘘などを使って、相手の名誉や人格を傷つける一連の行為(以上、Microsoft Bing調べ)

 

だそうです。

 

前段はさておき、「相手の名誉や人格を傷つける」という点を鑑みて、

 

実際、Twitter上の暴言くらいで、果たして名誉や人格が傷つくんですかねえ。

 

私自身、たまに「視覚障害」を論ったクソリプが飛んでくることがありますけど、

 

バーチャルな空間で見ず知らずの莫迦に罵倒されたところで、痛くもかゆくもありませんわ(˘•௰•˘;)

 

しょせん便所の落書きに過ぎないんですから、まともに取り合うのも馬鹿らしい。

 

いちいち過剰反応せず、罵詈雑言として受け流すのが大人の振る舞いではないかと私は思います。

 

 

とにもかくにも、

 

昨今の「気に入らない発言は遍く誹謗中傷」といった風潮は、

 

間違いなくTwitter医師団による悪影響だと確信しますが、

 

彼らの暴挙を批判する立場であればこそ、彼らの論拠でモノを語るべきではない、と自戒してやみません。



(2719番目の主張)