いやはや、驚きましたわ。
「空気を読まないことにかけては定評のある」自分は、
常々、同胞の中で考え方がマイノリティに属すると自覚しておるんですが、
上記のツイートに記した件で、ますますもって特異性が高まり、
この国において、同じ考え方の人間は存在せず、私は天然記念物ものの奇人変人なのではないか、とさえ思い至りましたw
事の発端は、高速道路の追い越し車線上で煽り運転をされたという被害者のドラレコ映像について、
「チンタラ走ってる方も悪い(意訳)」
という意見が多いこと、多いこと。
しかも、その中には普段アンチマスカーとして価値観を共にし、
エスカレーターの片側歩行という暗黙の了解を良しとしないような方が多数含まれています。
私自身、定められたルールはいかなる時も守ると公言できるほど品行方正な人間ではありませんし、
明らかに車の往来のない道路で、横断歩道のない場所を横断したり、
エスカレーターの最後の数段をそそくさと歩いてしまったりすることも間々ありますよ。
しかしながら、背景に「明確なルール」が存在するのであれば、最優先で考えるのは自分の都合ではなくてルールじゃないですか。
なので、ルール違反を咎められれば全面的に非を認めますし、
眼前にルールを守っている人がいれば、批判的な印象など抱き得ません。
翻って、冒頭の「煽り煽られ問題」を鑑みますと、
「最低速度違反」に該当するような極端な例は別として、
制限速度を遵守して走行している側が非難される筋合いはないはず。
現実問題、車の流れに乗って走行した方が良いのは確かですし、
自分とて、空いてる道路で制限速度20キロオーバーくらいで運転することも珍しくありませんけど、
だからといって、「ノロノロ運転してる奴は空気を読んで退け」という論を張ってしまったら、
それはもう、ご都合主義のマスカーと何ら変わらないのでは•́ω•̀)?
私は大同小異を認めないほど狭量な人間ではありませんので、
この点だけを以って、同志と袂を分かつつもりはありませんけど、
一抹の虚しさを禁じ得ませんね…。
かくかくしかじかそんなわけで、
拙稿を読んで共感を抱いてくれた方がいらっしゃいましたら、
いいね!、やコメントをくださると嬉しいですʕ•ᴥ•ʔ
(2707番目の主張)