流行りにはとんと疎いアラフィフの私ですが、

 

最近、後輩に教えていただき、世の中で「コロナの歌」が流行っていると知りました。

 

マイファーストストーリー(マイファス)の「I'm a mess」

 

元々は、2021年にリリースされたシングル曲のカップリングだったそうですが、

 

「なにが不要不急かも分からなくなってしまう」

「隠された口元じゃなにも言えないだろう」

「いらないやらない宣言なんて(中略)もう意味なんてないよな」

 

等々、コロナ禍という壮大な茶番劇を批判した歌詞になっています。

 

ラルクアンシエルのHydeをはじめとする老害アーティストが、

 

体制側に阿って、くだらない綺麗事を連発する中で、

 

こういう気骨ある若者が存在するというのは、喜ばしい限りですね。

 

ひとつ気になるのは、今の遅れてきたムーブメントにおいて、

 

「あの時は仕方なかったよね」

「困難に直面しても、希望を持つって大事だよね」

 

みたいな誤った解釈でこの歌を捉える向きが少なくないこと。

 

2021年といえば「東京オリンピック」が無観客開催になるなど、

 

日本全体が狂っていた、まさにコロナ禍最盛期。

 

そんな時代に、作られた歌なんですから、

 

世の中の有象無象を痛烈に批判した風刺曲だと受け止めるのが自然というものでしょうに。

 

 

過ちて改めざる是を過ちと謂う。

 

 

結局、コロナ禍という狂騒を総括も反省もせず、

 

ただただ長い物に巻かれて怠惰な生を貪る莫迦が大半だから、

 

この国はジリ貧に陥る一方なんだと思います。

 

 


 

 

(2636番目の真理)