知人女性に対する性的暴行の嫌疑で書類送検され、一軍登録を抹消されていたライオンズの山川穂高選手。

 

このたび、検察が「不起訴処分」の判断を下したことによって、一応の決着を見たところですが、

 

西武球団は、改めて「公式戦無期限出場停止」の処分を下しました。

 

レオ党の中には、最下位に低迷するチームの起爆剤として山川待望論を唱える者は少なくなく、

 

不起訴になったことを受けて禊が済んだと考える向きもあるようですが、

 

個人的には球団の対応は至極妥当だと評価しています。

 

なぜなら、山川が不貞行為を働いたのは厳然たる事実であって、

 

不起訴=無罪放免では全くないわけで。

 

おそらく、女性ファンの心象は修復不可能な程に悪化してしまったことでしょう。

 

ファンあってのプロ野球ですから、

 

ここで山川をなあなあで許してしまったら、球団経営に甚大な悪影響を及ぼしかねません。

 

それに、極めてビジネスライクに考えれば、

 

批判を覚悟で今シーズン中に山川を一軍に復帰させ、

 

FA権を取得させた上で、今オフに権利を行使して移籍してもらうという手もあったでしょうに、

 

敢えて痛みを伴う選択をしたという点にも好感が持てます。

 

 

とはいえ、山川程のスラッガーをみすみす腐らせてしまうのは勿体ないのも然り。

 

中田翔のケースのような無償トレードや、自由契約後の再契約という形で、

 

願わくば、再起を図るチャンスを与えてあげて欲しいと思います。

 

 

(2609番目の自業自得)