かつて、日本サッカー界の黎明期、「ドーハの悲劇」と呼ばれ今なお語り継がれる伝説の試合がありました。


時は1993年10月28日、W杯アジア最終予選・日本対イラク。


勝てば悲願のW杯初出場が決まるという中、日本代表が2-1でリードしたまま最終盤を迎えます。


ところが、日本中の誰もが勝利を信じて疑わなかったロスタイム終了間際、


コーナーキックから、イラク代表オムラム・サルマンに同点ヘッドを叩き込まれ、日本の夢は水泡に帰してしまったのです…。


あれから、約20年の時を経て、オムラムの魂がケーズデンキスタジアムに降り立ちました。


たわむれ王国

J2リーグ第23節・水戸ホーリーホック対湘南ベルマーレ


この試合、前節の不甲斐ない戦いぶりが嘘のように水戸ちゃんの選手たちが躍動し、


リーグ2位の湘南相手に互角以上の勝負を展開しました。


そして、後半17分に小澤司選手の華麗なダイビングヘッドで待望の先制点をゲットビックリマーク


1-0のままロスタイムに突入して勝利を確信した矢先―


まさに最後の最後で失点を喫し、引き分けに持ち込まれてしまったのです。


この悪夢のような幕切れに一部サポーターから監督批判の罵声が飛び交い、選手同士の諍いも生じるなど、


一時スタジアムは騒然とした雰囲気に包まれました。


この王さまも、観戦を共にした同僚ともども、ただただ呆然とするばかり。


もちろん、J2のリーグ戦と日本代表の試合とでは重みは全く違うのですが、


昨日のあの試合、水戸サポにとってはドーハ級の衝撃があったことに違いありません。


私は素人ですので、選手や監督に対する批判は差し控えますが、


めっさ悔しい叫び


おかげで、ただでさえ憂鬱な月曜日なのにテンションだだ下がりですよダウン


ブログのキレ味もいまひとつですが、ご容赦下さい。


たわむれ王国-ドーハの悲劇