約2ヶ月に渡って繰り広げられてきた今年のプロ野球交流戦は、
ジャイアンツの優勝で幕を閉じました。
セ・リーグのチームが王者となるのは、交流戦が導入されて以来8年目にして初の珍事。
パ・リーグ応援団の王さまとしては甚だ不本意な結果ではありますが、
とりあえず、ジャイアンツファンのみなさまオメデトウゴザイマス。
ちなみに、交流戦で巨人が挙げた17勝のうち、
実に7勝が、昨オフにソフトバンクから獲得した杉内と放る豚(ホールトン)によるもの。
まさしく、金満補強の賜物ですねw
前置きはさておき、わがライオンズの戦績を振り返ってみますと、
13勝11敗で、12球団中5位。
交流戦前の泥沼からは、なんとか抜け出した感があります。
チーム再生の要因は、岸、牧田、石井、西口の先発4本柱の安定と、
なんといっても、おかわり君こと中村剛也選手の復活に尽きるでしょう。
交流戦前はホームラン1本だった主砲が、その後の24試合で12発の固め打ち。
チームの浮沈の鍵は、やはりこの男が握っているに違いありません。
一方で、救援投手陣の不甲斐なさは相変わらず目を覆わんばかり。
入れ替わり立ち替わり1軍登録される中継ぎ陣が、ことごとく使い物にならない。
その惨状を表すデータとして、パ・リーグ6球団のセーブ数をまとめてみました。
1位 ソフトバンク…19
2位 ロッテ…17
3位 楽天…16
4位 日ハム…15
5位 オリックス…12
6位 西武…10
ご覧の通り、ライオンズはダントツの最下位。
しかも、他の5球団でセーブを記録している投手は平均2人だというのに、
ライオンズでセーブを挙げた投手は5人もいます。
これは、勝ち試合の締めを任せられる守護神不在を如実に物語っているのではないでしょうか。
毎度繰り返される試合終盤の炎上劇は、黄金時代を知る私にとって屈辱の極み。
特に、200勝という大記録を目指して奮闘する西口投手の勝ち星を消しまくるクソ豚どもには、激憤の情を禁じ得ません。
14日の阪神戦で主砲・中村が負傷し、戦線を離脱してしまったこともあり、
リリーフ陣の再構築が果たされなければ、
今後のペナントレースでも低迷を余儀なくされるのは明かです。
ここはもう、今日から謹慎が解かれる涌井秀章投手に気張ってもらうしかないでしょう
もはや後はないぞ、ライオンズ。
そういえば、みちのくの怪物と呼ばれた菊地ナントカ君はどうしているんだろう?(笑)