昨日、たわむれ民の某氏からの報告により、衝撃的な事実を知りました。
なんと、「ジョジョの奇妙な冒険」の実写映画化が決定したそうです。
詳細は不明なのですが、主演は嵐の松本潤が務めるとのこと。
あらかじめ断っておきますが、私はジャニーズを毛嫌いしてるわけじゃありませんよ。
嵐に関しては、ドラマからバラエティーまで幅広く活躍されていて、
むしろ好感を抱いている方です。
だけど、あの「ジョジョ」を実写化するって?
(゜Д゜) ハア??
チョット、イミガワカリマセン。
具体的な疑問点としては、大きく2点あります。
まずは、この映画のターゲットはどこにあるのか。
「ジョジョ」という漫画は、20年以上連載が続いている人気作ではありますが、
決して万人受けしているものではなく、ある種非常にマニアックな作品です。
ファンの多くは、「ジョジョ」の世界観に対して強い愛着とこだわりを持っています。
(この王さまなど、まだまだ「にわかファン」の部類ですw)
一方、ジャニーズのファン層に「ジョジョ」って、ミスマッチもいいところ。
双方ともに、実写化など望んではいないでしょう。
もうひとつは、「ジョジョ」という破天荒な世界観を実写化することの是非について。
漫画を原作にしたドラマの中には、素晴らしい作品もあります。
私の中では、「デスノート」や「ライアーゲーム」なんかは成功したケースかと。
ただ、上記の2作品はサスペンス色が強く、そもそも実写向けだったといえましょう。
対して「ジョジョ」ですが、これはもう完全にフィクションの世界ですよ。
超有名な「スタンド」ラッシュの一コマです。
漫画で見ている分には、斬新でカッコイイシーンですが…
これを生身の人間が演じたら、馬鹿みたいじゃないですか(笑)
「第三部」が映画化されると決まったわけではありませんが、
いずれにしても駄作の匂いがプンプンします。
それにしても…。
最近、漫画が原作の映画やドラマが多すぎやしませんか?
全てを否定するつもりはありませんが、これって脚本家の怠慢では?
昨年、「家政婦のミタ」が大ヒットしたことからも分かるとおり、
視聴者は安易なリメイクではなく、オリジナルの傑作を求めています。
長々とまとまりのない論評になってしまいましたが、
私は「ジョジョ」の実写化には断固反対です。
こんなもん、見やしませんよw
ジョジョ風に言えば…
「なにか、ヤバいぜっ!」
最後に、映画化に対する抗議の意味を込めて。
レロレロレロレロレロレロ。