貴乃花親方、初の理事解任=2階級降格、役員待遇委員に-相撲協会
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巡業中の責任者は理事長ではなく理事長代行である巡業部長であり、責任者は不祥事発生の際に責任を取るためにいるのだから当然すぎる処分で越年して検討するような話ではありません

 

相撲協会の体質がいくら悪かろうが処分自体は社会的に見て余りにも当たり前の処分です

 

誤解ないように書いておくと何も貴乃花が悪いと言ってる訳でなく、

 

組織人である以上は何かあれば責任取らないといけない職を受けた時点で負けなんです

 

それが嫌なら一番偉くなるしかない理事長になるしかない

 

そもそも巡業部長って役職ははじめから何かあれば責任を取らせる事が前提のトカゲのしっぽなんですから

 

それを前提に話をすべき問題なんです

 

組織の膿を追求したいのなら自ら潔くすぐに辞任して理事長選に備えるべき

 

そして自分は責任を取ったのだから今度は原因究明や再発防止の話をしましょうという論点で貴乃花は攻めるべきでした

 

なぜなら責任者が責任を取る話と原因究明や再発防止はまるで次元の違う話で分けて考えるべき話なんですよ


被害者の親方などと言う馬鹿げた理屈を主張する輩がいますが、たまたま当事者に自分の部屋の力士がいただけの話で責任者が不祥事の責任を取る話とはまるで次元の違う話です

 

何かあった時に責任を取るから責任者なのではないですか?


巡業中の現場の責任者は誰ですか?

 

責任を取らないなら巡業部長の職はいりませんよね?

 

貴乃花親方も巡業中に何かあれば責任を取ることを承知で巡業部長の職を引き受けたはずです


だって彼は小学生ではなく社会人なんですから


社会人であれば当然受けて然るべき当たり前の処分です

 

これが本来社会に出たら当たり前の話ではないですか?

 

一度引き受けてしまった以上はこの部分は否定のしようがないのです

 

例えば会社で部長の出張に同行した社員が不祥事を起こしたら責任を取るのは社長でなく出張の責任者である部長です


それとも同行した社員が部長の息子だったら部長可哀相と言って部長も息子も無罪放免で社長がいきなり責任を取るんでしょうか?


そうはならないはずです


今回の処分はあまりにも当たり前の話です

 

社会的にあまりに当たり前の話過ぎて異論を唱える理由が全く見当たりません


それなのに無駄に時間をかけたり変に理屈をつけようとして問題を長引かせるからおかしな話になるのです


正論を自ら曲げて次元の違う話を絡めてしまい時間をかけてしまったことが問題と長期化させています


巡業中の不祥事発生について巡業部長が責任を取るには当たり前と正論を突き通して処分してしまえばよかったのです


相撲協会がどうこうではなく社会通念上本当にごくごく当たり前の話です

 

もう一度書きますが、

 

貴乃花が悪いというのでなく組織人だから責任ある役職を引き受けちゃった時点で負けなんですよ組織人である以上は


その理屈の範囲から出るにはもう理事長になる以外ない訳です


何度も書きますが巡業部長なんて役職は所詮は初めからトカゲのしっぽみたいな役職なのだから