TDL着ぐるみで労災認定、契約社員女性が腕に激痛
我が家から頑張れば自転車でも行ける距離にある東京ディズニーランド(以下TDL)
事実、開業間もない頃に最初に行った時は友人と自転車で行ったくらい
高校時代は当時は降りてからすぐに走れば次の回の先頭に並べたほどガラガラだった「カリブの海賊」でナンパするためによく行ったものだ
もちろんその時は自転車ではなく、最初に声をかける標的を物色するため浦安駅近くから出るバスで来場していたが
そんな自分の黒歴史の舞台となった夢の国(なんちゅう表現や)
その夢の国が俺が敬愛して止まないとんねるずの石橋貴明サマを出禁にしてまで守ってきた牙城が船橋労働基準監督署によっていとも簡単に破られた
その牙城とは、ズバリ
夢の国の住人は着ぐるみじゃない
中に人なんかいない
この2つだ
というのも、1~2年間契約社員としてTDLに勤務していた20代女性が申請していた労災申請が認められたというのだ
しかもその理由は長時間労働というありふれたものではなく、夢の国ディズニー、そしてディズニーファンをも震撼させるものだった
2016年11~12月の期間に重さ10キロ前後ある様々なキャラクターの着ぐるみに入り、1回45分間のパレードやショーに約50回出演したことが原因で、左腕に激痛が生じる疾患を発症し、今年1月から休職を余儀なくされているというもの
なんと夢の国の住民が着ぐるみであり、中に人が入っていることはおろか、その着ぐるみの大体の重さまでもが満天下に明らかにされてしまったわけだ
我々ディズニーなどどうでもいい人間からすれば、あまりにも当たり前の話
「きっとこれまでは金で黙らせて来てたんだよね」
くらいにしか思わない
しかしディズニーファンからすれば、あえて目を背けてきた人も少なからずいるだろうから、随分とさみしい話なんだろうな~という気がする
ちなみにTDLの運営会社オリエンタルランドの広報部は、この件に対しあくまでも着ぐるみじゃない中に人なんかいないとは言わなかったようだ(当たり前だっつーの)
「真摯(しんし)に受け止め、対策に万全を期す」と言ったらしい