すっかり寒くなってきた今日この頃。

寒くなったらやはり味噌ラーメン。

醤油と塩は夏でもいいが、やはり冬が近づいたら味噌ラーメンでしょう。

で、東京都中央区で味噌ラーメンといえば「ど・みそ」となるのだよワトソン君。



今一番の味噌ラーメン!八丁堀の「らーめんダイニング ど・みそ」
http://s.ameblo.jp/tawada8607/entry-12074979079.html

このブログを書いて以来の来店となる八丁堀の「らーめんダイニングど・みそ」。

本店は京橋で歩いて15分くらいの場所にあるのだが、正直死ぬほど狭い。

間違いなくおじさんが入店したことのある外食店でダントツで一番狭いお店だ。

それが八丁堀に支店を出した時には、とにかくゆったり広いし2階はあるしと随分喜んだものだ。

実は何故前回9月のブログ以来の来店になったかというと、このブログの直後に移転先の改装工事と移転準備で少しの間、閉店していたのだ。

当然移転先にも行きたかったのだが、公式サイトの住所が以前のままなので移転先がわからず今日の来店まで2ヵ月もかかったわけだ。

さて、ようやくわかった移転先だが、なんと以前の店舗の2軒隣!



あんな狭いところでラーメン屋できるの?

つーか、なんで気づかなかったんだ?

理由は簡単。

前を通ることがないから!ww

いや、それにしてもこの間2軒隣に入れ替わりで入ったラーメン屋(下記リンクがその店)に来た時、周囲を見渡したけど見えなかったよりなぁ~?

ラーメンマップで六本木No.1の「奏音」が八丁堀進出!完成度高く旨いが店員のテンパリが半端ない!

お店の方に聞いたら、要するに前より狭く使い勝手が悪くなっており、軒も出ていないため、横から見ると看板が見えないためわかりにくいのだと言う。

前は軒が歩道側にせり出していて看板替わりの役目も果たしていだ。

確かに今の店ではありゃ無理だわ。



中に入ると、うっ狭い。

本店とは違い、ちゃんと客の動線こそギリギリ確保してあるものの、旧店舗に比べるととにかく狭い。何よりも厨房がめちゃくちゃ狭くなっている。

新店舗は2階だけでなく3階まで使えるらしいが、建物の敷地からいって席数はよくて前と同じ、もしかすると少ないかもしれない。

そして、旧店舗と違い新店舗の階段はおそらく上る人と下りる人がすれ違えないくらい細い。

テナント料の問題がなければ、わざわざこんな狭くて使いづらいところに移転することはないだろう。

でもいいんだ美味ければと注文したのは、特みそコッテリのコーン抜き830円。



みそコッテリがこの店のデフォルトのラーメンで、特とは要は全部入りのことである。

味噌は普通、醤油や塩よりも高いし、尚且つ全部入りだと思うとこれはむしろ少し安い部類に入るんじゃないかな?

でも厨房が激狭になったとは言え、味は以前のとおりさすがの美味さ。

先ほどの新店舗の写真で気づいたかもしれないが、わざわざ店の前にこれみよがしに麺を入れてきた浅草開化楼の木箱が置いてあるように、この店のウリの1つが浅草開化楼製の麺。

それも味噌なのにゴワゴワ食感の太麺でなく、平打の細麺なのだ。



味噌でこれは珍しいでしょ?

これが意外と合うのです。

実はこの店で面白いのは、デフォルトで入っているスープの薬味。

ゴマはありがちですが、ニラが入っていて、これがスープのアクセントになっています。

あと生姜がかなり効いてますね。



そう。この店の売りはスープと麺。

具は…特筆するところがあるとすれば、玉子が煮玉子でなくただの半熟のゆで卵というところでしょうか?



チャーシューは存在感はないので、下手するといらないのでその分お金を引いて欲しいくらいww

悪口じゃないですよ。まずいわけじゃないですから。

ただ…無くてもいいかなというくらいで。



全体的には行徳の「味噌専門 仲間」の方が個性が際立ったラーメンだし、バランスはややど・みそに分がありますが、インパクト、コク、味噌自体の力強さで優っているかなと。

でも、それは仲間が秀でた店ということだけで、実際ど・みそに勝る味噌専門店はそうそうないでしょう。

特に職場近くで味噌ラーメンを食べようと思ったら、正直ここと勝負できるような店すらありません。

ということで、今日もスープまで完食したのでした!



めでたし、めでたし。