こんにちは、一吉真由美です。




昔の記事の整理をしていたら、



10年ほど前のギリシャが経済危機
について綴ったものが
あったのでシェアしますね。




その時テレビで報道された
ギリシャ国内の様子は、



銀行が機能せず預金も満足に
引きだせない状況でも
海辺でビーチバレーをしたり
カフェでお茶を楽しんだりしていて、



街頭インタビューには
だって仕方がないじゃない。
と明るく答える人々。



そこには
全く危機感が感じられなくて
日本とギリシャの国民性の違いに
衝撃を受けたのをおぼえています。






そこで調べてみると、
ギリシャはユーロ加盟前から
数年ごとに債務不履行を繰り返す
万年赤字国。債務不履行も
今回に始まったことではない
そうなのです。




困ったらどんどん借りて
行き詰ったら踏み倒しても
しょうがないよね。
だって返せないんだもん・・。
という・・いわば常習犯。




責任感がないのです。






それにしても周りの国々も

それがわかっていながら
どうしてお金を貸したのでしょう。


もろもろの政治的な目論見も
あるのかも知れませんが、
何故そんなに甘くなったのでしょうか?

それを引き起こす
背景とは何でしょうか?







そもそもギリシャは
ヨーロッパ文化・歴史の発祥の国。



古代ギリシャの哲学・芸術・建造物は
ヨーロッパの歴史や文明の源。


ギリシャ神話・パルテノン宮殿
とても素晴らしいものですものね。




そこから培われた特別感で
ギリシャ人は、自分が一番偉い
と思っているのです。










確かに自尊心が高いのは
素晴らしいことですが、
その自尊心の高さに怠慢が加わって、
私が一番偉い!と思っているのは
は本当に困りものです。






そのころ
ヨーロッパの各国で実施した
アンケートで


【もっとも信頼できる国】
【もっとも勤勉な国】
という問いに対して



ギリシャの人々は
両方とも自国のギリシャと答え、



【もっとも信頼できないのは】
ドイツと答えたそうです。





経済的な支援をしてくれる
ドイツよりも自分の国が勤勉・・。
という回答はどこからでるのでしょう??




支援をする立場の国々は
これを聞いてどんな気持ちに
なるでしょう。




たまったものでは
ありませんよね。





歴史に胡坐をかく傲慢さゆえに
自国に産業を育てることもでき
なくなったのが、破綻の一因です。






その傲慢さで結局
裸の王様になってしまった
わけです。



恥ずかしいですよねチーン




傲慢さと怠慢さがコラボすると
大変な人生を巻き起こす!




という
例え話ですが、




もしかして
あなたの周りにギリシャのような
思考を持った人がいませんか?




世話してもらっているのに
それに対する感謝もなく
当たり前に思っているような人。





このような暴君を
野放しにしておくのはやめましょう。


裸の王様なんて
あなたの周りには必要ないのです。




ではまた次回
ごきげんよう♫



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一吉真由美