脳の錯覚掃除人 甲田真由美です。


TAWインストラクター 甲田真由美の                  人生乗り換えの極意

さて、今日はぼそぼそとつぶやかせていただきます。


5月6日に、不動産業とさよならしました。


最後だと思ってゴールデンウイーク中は目いっぱい働きました。



354354・・・・ガクリ・・終わったら今頃がっくり来てしまったようです。


私にとってはとても思い入れの深い世界でした。



さて、私の先日まで勤めていた会社の上司は、まだ私が20代のころに慕って側についていた師匠にそっくりなのです。


研修で入った物件で初めて会った時に、あまりに似ているので

息をのんだほどです。とても懐かしい思いがこみ上げてくるのです。


すると上司も同じことを言うのですよ。


甲田さんを見ていると初めて会うのに懐かしくて仕方ないのよね。

何だかかわいいのよね。かわいくて仕方ないの・・。


あらぁ、うれしい汗その言葉が、まるであの頃の師匠に言われているような感じがして、胸が熱くなるのですよ。不思議な錯覚が起きてしまうのです。重なってくるのですよ。

師匠は、とても幸せになって再び私のところにもどってきてくれたです。



もう20年以上前のこと・・・。


一緒に仕事をして、私にいろいろなことを教えてくれて、躾けてくれた大恩人。


お父さんが外交官でお母さんがお大名家の孫という・・

今でいうとセレブな師匠でした。

お育ちのせいでしょうか、とても上品で美しい人でした。


ずっとそばにいたいと思っていたら、ご縁があって一度は私の義理の姉になった人。


だったのにドクロ・・・、


数億の債務を残し20数年前のある日、突然私の前から姿を消してしまったのです。


頑張るつもり・・・というたった一行の手紙が届いたっきり・・・。


それっきり。


後に残ったのは、建物の中に入り込んだ占有者3組。

競売が始まったら競落人から立ち退き料を貰おうと思っているんです。

債権者からの電話。

使った覚えがないけど来る私の名前のクレジットの請求書

行方を心配する気持ち、裏切られたような、捨てられたような落胆


そして、その母体となっていた学校法人のトップまで25億の負債を抱えて倒れたのです。

2代目が親の実印を勝手に使って、土地を担保に借り入れを起こしていて、バブルがはじけて、担保割れをお越して銀行から一括返済を迫られて、親子で争いが始まり、裁判するとかどうとか騒いでいたど・・。

校長にはとてもかわいがっていただいたのに、崩壊してしまったのです。



そういえば、結婚する時に親に勘当され、親との縁が切れたら

連動して、次から次へと親との縁が切れてしまったのです。

社会の中での親が二つも無くなってしまった・・・。

間もなく実母も亡くなっているから全部だわ。

あら、すごい相似形。理論通りですね。


みーんなぶっ飛んでしまった。


まるで竜巻に巻き込まれた建物のように、木端微塵とはこのことかもしれないですね。


跡形も無いからあきらめがついたのかもしれませんけどね。


社会の親たちは、全部不動産がらみで吹っ飛んだのです。


我が家からはお金もぶっ飛んで、立て続けに起こる崩壊に私の生きる意欲も吹っ飛んだのです。


私の人生を返せって、叫びたかった。


何で私がばかりこんな思いをしなくてはいけないんだメラメラ


バカヤローって、死んでしまえって


何処にぶつけたらよいものか?


誰もいないじゃないのさあせる


そして思い出すのも嫌だと思って全部封印したのです。


過去を決して語らない。



そんな時に手元に舞い込んだのは、不動産がらみの状態を何とかしようと思って勉強していた宅建の合格証だったのです。


もう何もかも吹っ飛んだ一月後に舞い込んだ合格証。


なんだい、今頃こんなものむっ


でもそれが舞い込んだから立ち上がれたのかもしれないのです。


うまくできていますよね。


というか我ながら創っていますよね。



合格証を見つめながら・・・・



リベンジしてやるグー


どうしてそうなったのか?


何が足りなかったのか?


その世界に入って突き止めてやるグー


って決心したんだっけメラメラ


ちょっとだけ気持ちに火が付いたのですね。



ふらふらしながら、不動産の世界に突入チョキ


知りたかった。


何でそうなったのか?


どういう世界なのか?


私の何が足りなくてそうなったのか?


突き止めないで果てるわけにはいかなかった。


病気も鬱もいやだった。


わからないまま滅びるのはどうしてもいやだった。


そしてそれが現実化して、不動産会社に入ったら、最初から数億の売買に携わることになり、その裏での駆け引きのすざましさに、ボー然としたのです。


ああ、こんなことが当たり前の世界があるとしたら、私はなんと無知で弱いんだろうガクリ


社長強かったなぁ。


お前はとても暗いけど、売買向きの性格だグー


もっと腹から大きい声だせープンプンって背中をドついてくれたっけ・・。




そんなに暗く見えたのかしら叫び



振り返ってみると随分と穴を掘っていたんですね。



その時のつらかった気持ちがあった思うのですが、

でも他人ごとのような気がするんです。


せっかく書いた人生のシナリオだったので忘れてしまわないうちに


ちょっと書き留めてみようかなって思います。


気持ちの整理にもなりますしね。


TAW的に過去との対話をしてみようかしらひらめき電球


ということで数日間は独り言状態になります!(^^)!




最後に



過去と他人は変えられるビックリマーク


本当に変わるんですよニコニコ



続く


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