環境の正体~その2 | 賢者TAWに聞く世界一やさしい思考の現実化

(これまでのあらすじ)


これまでタウ星にて賢者タウより、この世の仕組みを学んできたサトル。 そして学んだ知恵を元に、望む人生を創り上げるために地球星での生活をスタートする。 しかし、地球での生活をしていく中で次第にタウ星のこと、賢者タウのことを忘れていったのである・・・。)

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前回の続きです。

環境の正体 ~その1

友人:「それじゃあ、どうやったら環境をコントロール出来る力を持てるの?」


サトル:「それは、自分の過去のあらゆる経験が自分自身が創ったものだと認めることが出来ることだよ」


友人:「なんだかこれからすごい話が始まりそう・・・」


友人:「自分の『過去の』あらゆる経験が自分自身が創ったものだと認めることが、『今の』環境とどう関係があるの?」

 

サトル:「もうすこしわかりやすく説明すると、過去の経験に対して自分がどういう「意味付け」をしたかで、現在の環境がつくられていると言ったほうがわかりやすいかな。 


例えて言うと、本当は自分に味方してくれていたものを、敵だと勘違いしてしまった過去の誤った認識が、現在の自分の思い通りにならない現象や、必要なものが周りにない、などの悪条件とも思える環境をつくっているんだ。」


友人:「具体的な例を挙げて言うと?」


サトル:「そうだね。今実際に自分が必要だけれども、得られていないものはあるかい?」


友人:「う~ん、そうだね。 今は一人暮らしをしているけど、仕事が忙しくて、食事はだいたい外食なんだけど。 家のすぐ近所に、飲食店がないからいつも大変なんだ。隣駅まで行って食事出来るところがなくて困っているんだ。 こんなことも関係あるの?」


サトル:「うん、大いに関係あるよ。どんな小さなことでもね。」


サトル:「今の状況がどうなれば、理想的だと思う?」


友人:「近所のそばに美味しい飲食店でもできたらうれしいかな。もしくは、素敵な奥さんが出来て、食事を用意してくれるとか(笑)」


サトル:「そうだね。」


サトル:「ここで一つ思い出してごらん。 まだ君が小さな頃、食事は誰が用意してくれていたのかな?」


友人:「母親だよ。 授業の後、放課後は部活して、夕方に帰ってきたら、いつもタイミングよく暖かいご飯が用意されていたなぁ~。。 今思い出したけど、そんなことすっかり忘れていたよ。」


サトル:「そうなんだね。それは今考えると本当にありがたいことだよね。感謝してもしきれないくらい」


友人:「本当にそう思うよ。 あのときは、あまりにも当たり前のことだったから、気づかなかったけど本当にありがたいことだったなぁ。 にもかかわらず、腹が減っていて食事の用意がまだされていないときには、『まだ出来てないの?お腹すいた!』なんて母に文句を言ったこともあったっけ・・・本当に反省しなきゃ(^^;)」


サトル:「本当にそうだね!・・・でこれからはどうしたらいいと思う?」


友人:「もう自分も大人だし、出来る範囲で少しだけ自炊でもしてみようかな。」


サトル:「それはいいね! 自分で出来ることをこれからしっかりやっていくという思いと、それを行動に移していくことは、本当に大切なことなんだよ。 そうすることできっと、これから君の生活環境は快適に変わっていくと思うよ」


友人:「そうなるとうれしいなぁ」


友人:「あっ! 環境の正体・・・サトルの言いたいことがなんとなくわかってきたぞ!(^^)」


(終わり)

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